食育研究家。九州大学講師/糸島市行政区長/1973年、大分県生まれ。農学博士。/年間の講演回数は100回を超え、大人向け学びの場である「大人塾」「ママ塾」「mamalink塾」等も主宰/主な著書に『いのちをいただく』『すごい弁当力!』『食卓の力』など、いずれもベストセラー/新聞掲載、テレビ・ラジオ出演も多数


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山極壽一先生特別講演レポート、その⑧

この段階で90分の講演時間は
75分を超え
「あ、スマホ社会のこと全然話していない」
とスライドを一気に飛ばし
さらにスピードアップ。

 

 

社会は
狩猟採集社会、
農耕牧畜、
工業化社会、
情報社会、
と進展してきた。

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現在、地球上の人口は70億人を超える。

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人口は増大したが
人間の脳は大きくなっていない。


現在、
家族崩壊の危機、
個食、孤食がすすみ
共同保育が喪失している。


そうした現象を
インターネットが加速させている。
「個人をむき出しにする」社会。


『サル化する人間社会』

・子育ての経済化、機械化
・集団原理のみの社会
・優劣社会の回帰
・共感能力の減退
・信頼関係の消失
・利益共同体と閉鎖的な社会

 

「サル化」する人間社会 (知のトレッキング叢書)

「サル化」する人間社会 (知のトレッキング叢書)

 

 


そして、Society5.0が提唱されている。

 

Society5.0とは…

Society 5.0で実現する社会は、
IoT(Internet of Things)で全ての人とモノがつながり、
様々な知識や情報が共有され、
今までにない新たな価値を生み出すことで、
これらの課題や困難を克服します。
また、人工知能(AI)により、
必要な情報が必要な時に提供されるようになり、
ロボットや自動走行車などの技術で、
少子高齢化、地方の過疎化、貧富の格差などの課題が克服されます。
社会の変革(イノベーション)を通じて、
これまでの閉塞感を打破し、
希望の持てる社会、世代を超えて互いに尊重し合あえる社会、
一人一人が快適で活躍できる社会。

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超スマート社会とは?

「超スマート社会」は、
「サイバー空間とフィジカル空間(現実社会)が高度に融合した社会」として、
ロボット、人工知能ビッグデータ
IoT、新たなネットワーク技術・デバイス技術などを駆使する未来像。

 

現在は、少子超高齢社会。
労働力不足などの点で
AI、ロボット等は必要不可欠であろうが…

 

大学で、大学生を見ていて感じること。

 

IT時代の若者たち

・必要な情報はいつでもネット
・知識は人から教えられるものではない
・仲間と常時つながっている
・孤独になる時間がない
・自己決定ができない
・他者との交流が下手
・共感力を使う機会がない

 

知識はその人の中に入って、
交わりあいがあって、
有用なアウトプットができる。


また、他社と自分が
身体としてつながっていないと、
信じることができなくなる。

 

頭の中だけ。
行為につなげることができない。
身体で作り変えることができていない。

 

その⑨につづく↓

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