食育研究家。九州大学講師/1973年、大分県生まれ。農学博士。/年間の講演回数は100回を超え、大人向け学びの場である「大人塾」「ママ塾」「mamalink塾」等も主宰/主な著書に『いのちをいただく』『すごい弁当力!』『食卓の力』など、いずれもベストセラー/新聞掲載、テレビ・ラジオ出演も多数


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壊すなら一秒

先日、加布里のコミュニティーセンターで火災があった。

 

 

区長として
コミセンにいる時間が長いゴーシ先生としては
「これから大変やろうーなー」
って思う。

 

まず、書類などがすべて焼失。
(データはクラウド上に残っているだろうけど)
サークル活動もしばらくはできないし
文化祭等、いろんな行事もできないだろう。

 

当然、市としての
臨時予算も莫大にかかる。

 

で、一度、やめてしまうと
復活させるのは
すごく難しい。

 

16年前、福吉校区に引っ越してきた当初は
今にもまして
いろんな行事があった。

 

例えば、校区体育祭。
午前中は、ソフトやグラウンド・ゴルフ等の個別競技。
午後は、行政区対抗で
綱引きしたり、リレーしたり、
ムカデ競争があったり、
そのために夜な夜な練習とかしていた。
お昼ご飯は、
行政区の「女性の会」が作り
テントごとにみんなで食べ。
もし、上位入賞なんかしようものなら
公民館に戻って大宴会。

ラソン大会も
校区マラソン大会と
小学校マラソン大会が別にあった。

それが統合され一つになり
そしてマラソン大会さえも無くなった。

今、読み返しても泣く↓

www.goshisato1973.info

 

www.goshisato1973.info

 

小学校のプール開放もなくなった。
というか、私がPTA会長の時に無くした。
命が係わる責任問題をPTA保護者に丸投げするのは
危険だからだ。
今年度は、行政区長として
行政区の合同慰霊祭も
廃止することに決めた。

 

子ども会はラジオ体操を止め
行政区が主催するようにしたら
もうそれが当たり前のようになった。

 

一方で、無くなってしまったけど
復活させたものもある。

例えば、大入名物の「串刺し」。

 

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各行政区の
「女性の会」や「シニアクラブ」も
次々と解散している。

いろんな、受け皿自体がなくなってしまっている。

 

こうして実感するのは
壊すのは一瞬。
復活させるのは
めちゃくちゃエネルギーがかかるし
むしろ不可能。
だから、壊すときは
細心の注意をした方がいい。

断っておくと
私自身、ぶっ壊しまくっているが
校区行事だけでも
・巨大流しそうめん
・移動動物園
・ぼうげんきょうの拡充
・学校規模適正化
・炊き出し訓練…
等々、ビルドもしている。

 

大学教員時代に思っていたのは
大学は、ビルドは得意なのだけれど
スクラップは苦手。
「アイツがあの委員会を廃止した」
とレッテルを張られたくないからだ。

一方、
校区や行政区は
スクラップは進むのだけれど
ビルドが苦手。
まぁ、昨年と同じことをやっておけば
労力もコストもかからないし
そもそも新しいことをやろう!
これやったら楽しかろう!
という発想力が乏しい。

 

地域の実情に合わせ
各事業、イベント等を見直し
スクラップし
費用対効果の高い事業、イベントに再構築していくことは
重要だと思う。

ただし、スクラップには
「取り返しがつかない」
リスクがある。

 

昨日の、4連続の会議で
「取り返しのつかないことになりそうだな~」
という施策が散見。

 

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