食育研究家。九州大学講師/1973年、大分県生まれ。農学博士。/年間の講演回数は100回を超え、大人向け学びの場である「大人塾」「ママ塾」「mamalink塾」等も主宰/主な著書に『いのちをいただく』『すごい弁当力!』『食卓の力』など、いずれもベストセラー/新聞掲載、テレビ・ラジオ出演も多数


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ささえあい会議②

昨晩の「福吉ささえあい会議」。

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「困っていること」の具体的イメージとしては
高齢世帯や介護対象者の
・買い物(交通)問題
・しかもマルキョウなら自主運行バスが使えるけど遠くの病院や急にスマホショップに行かなければならない場合…
・家屋(部屋)の掃除
・庭の管理…等々

しかも、介護認定に引っかからない層が相当にいるという。

 

私は、このような問題提起。

どこにどんな人がいて
どんなことに困っているか。
民生委員さんは、経験知としてわかっているかもしれないけれど
区長である私は全く把握できてない。
見守り台帳はあっても
どんなことに困っているかは記載されていない。
行政区だよりに「必要な時は車出します」と書いても
要請はゼロ。
であれば、困りごとを解決しようにも
解決しようがない。
解決のためには
どこにどんな人がいて
どんなことに困っているか
のデータベースを作るべき。
そのうえでしか、根本的には解決できないのではないか。
現状であれば、民生委員さんが
脚で稼ぐ場当たり的な対処療法になる。

 

また、ある程度の線引きも必要だと思う。

例えば、急にスマホショップに行きたいとか
年に1度もないのだから、
地域の支え会いに頼らず
タクシー呼べばいい。

 

ある行政区の民生委員さんは
「おる頑固おじいさんの金遣いが荒く
 経済的に苦しく
 その理由は家事をシルバーに頼り切っている。
 毎日、酒、つまもを買ってもらってきている。
 酒ぐらい毎日飲まなくてもいいと思うのだけれど…
 言っても聞かない。
 家族も手を焼いているし
 むしろ話もしていないようだ。
 見守りの申請シートにも記入していない。
 民生委員として…」

思わず、
ほたっておけばいいじゃん。

 

おとらく
地域の(高齢者の)困りごとには
・しくみやシステムの問題
・問題の種類とレベル
・市、市社協、包括センター、校区、行政区、区長、民生委員、福祉委員などのセクターとレベル
・本人の問題、等々
が関係している。

それを井戸端会議のような感じで
話し合っても
絶対に解決しない。

ただでさえ複雑な問題。

 

昨日のような会議をやるなら
ワークショップを分かっている人間が
プログラムデザインし
ファシリテートしなければ
前に進まないはず。

 

 

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