昨日の福吉マラソン大会。
おとちゃんは
幼稚園親子の部に出場。
距離は800m。
15人出場で
年少さんはわずか3名。
天気は小雨まじり。
路面は滑りやすくなっている。
ピストルの合図で
懸命に駆け出す。
スタートダッシュがよかったのか
中盤をキープ。
年長さん、年中さんに
遅れないように
必死で駆ける。
おとちゃん
にこにこ笑って
駆けていく。
そうしたら
最初のカーブで
すってんコロリン!
おとちゃん、大泣き。
抱きかかえて
「大丈夫?」って言って
ぎゅーってするけど
大泣き。
その脇を
みんな通り抜けていき
あっという間に
ダントツの最下位。
「おとちゃん、大丈夫?
走る?」
って聞くと
「うん…」
って、泣きながら走り始めた。
ダントツの最下位でも
泣きながら走り続けた。
歩を止めることなく
走り続けて
走り続けて
いつの間にか
笑顔になっていた。
そして
ゴールの直前では
14位のお友達に追いついた。
そして無事ゴール。
800m、一度も休まずに
走り続けた。
ゴール後
ズボンをめくってみると
けっこうひどくすりむいていて
血が流れてた。
なんか
思い出しただけでも
胸が熱くなる。
親子にとって
成長したマラソン大会だった。