食育研究家。九州大学講師/糸島市行政区長/1973年、大分県生まれ。農学博士。/年間の講演回数は100回を超え、大人向け学びの場である「大人塾」「ママ塾」「mamalink塾」等も主宰/主な著書に『いのちをいただく』『すごい弁当力!』『食卓の力』など、いずれもベストセラー/新聞掲載、テレビ・ラジオ出演も多数


official web: http://goshisato1973.com/


佐藤剛史の著作一覧


佐藤剛史への講演依頼

講演依頼フォームはコチラ


佐藤剛史の講演のサンプル動画


佐藤剛史への連絡は→goshisato1973@gmail.com

友だち追加

2022-04-01から1ヶ月間の記事一覧

行動心理学的「試食」の意味論

ゴーシ先生が、tracksをはじめいろんなイベント出店のお手伝いをしているのは「楽しいから」ということもあるけれど実践型研究者としてさまざまな理論や理屈、アイデアを検証してみたいということもあります。 今回は「試食」。 なぜ、試食が大切なのか。 一…

『糸島ハンドメイドカーニバル2022』、2日日。

昨日の荒天とはうってかわって天気もよく暖かく絶好のイベント日和。 幸先よく、ペット用ジャーキーが売れまくり「今日は売れそう」「焼台、もう一台出そうか」なんて話をしていました。 結局、目標売上には全然届かず。 しかし、「あ~しとけばよかった」と…

船体引き揚げ!?

遭難した知床遊覧船「kazu1」が見つかったらしい。 で、社長が船体引き揚げに関し「可能な限り対応したい」と発言したことで また問題視、炎上。 純粋に船体引き揚げっていくらかかるの? 調べてみると2014年に沈没したセウォル号の引き上げが100億円かかる…

さぁ、どうする?

ハンドメイドフェスティバルから帰ってきて体が冷え切っていて(特に足先)「コレ、ヤバイ。 カゼひくやつやん」と思い、体温めようと布団に入ったら知らないうちに8時間爆睡。 明日に備えて寝なければとと思ってももう寝れず。。。 ↑今ここ。 このまま起き…

「卒業論文」論

4月になって新年度が始まり4年生ゼミもスタート。 農業白書の勉強も終わりいよいよ、卒論テーマのアイデア出し。 だけど、自分が興味のある領域例えば、耕作放棄地問題とか、グリーンツーリズムとか環境保全型農業とか…はでてくるのですがその領域で何を明ら…

『糸島ハンドメイドカーニバル2022』、初日。

『糸島ハンドメイドカーニバル2022』、初日。 午前中は10ミリ以上の雨に10m/sを超えるような風。 いわゆる暴風雨。 店をopenできずに今日の出店をあきらめた店も多数。ワークショップも全て中止。 お店が少なければお客さんも集まらないしなにより朝から気温…

改良したけど全然、ダメ

www.goshisato1973.info このままではあまりにもったいないので改良することにしました。 まず、風は少しでも高いほうが強いはずなので土にさすのではなく土台を作ります。 しかも、たわまないように(たわむと風力が逃げる)カチコチに。 CRE556で滑りをよ…

『糸島ハンドメイドカーニバル2022』

明日、4/29(金)から3日間、志摩中央公園で『糸島ハンドメイドカーニバル2022』。 ゴーシ先生はTracksのお手伝いで、ジビエ焼きます。 定番の猪の串焼きに加え目玉は、猪のタンの串焼き。 先日のアイランドシティでは13:00に完売しましたのでお早めがオスス…

「知床観光船事故」を防ぐために補助金を使うべき(by古舘伊知郎)問題

知床観光船事故。 テレビ番組の中で古舘伊知郎さんがこんな趣旨の発言をしていました。 デフレ経済が続く中で入場料、参加費等を安くしないと集客できない。それで安全性が損なわれる構造的な問題がある。だから、行政が補助金を出して安全性やスタッフ教育…

登校見守りとハインリッヒの法則とサバイバーズ・ギルト

昨日は、暴風雨の中での登校見守り。 www.goshisato1973.info PTAの役員仲間がずぶ濡れの私を見つけ「佐藤さん、こんな日までやりようと? やめられんことなるよ(笑)」 さて、今日(4/27)、福吉は濃霧。 視界は50m以下。 登校見守りをしていて車道の信号…

夢のような夢と巨大ムカデ

面白かったのでmemoしておきます。 今朝、寝ていて、夢を見ていました。今でも、その詳細をはっきりと覚えています。 ----------------- 誰かの結婚式に出席するために会場の大きなホテルに前泊。 男女数名が相部屋に。なぜか、わいい女性二人にすり寄られて…

少子化問題より、少母化問題!!??

www.goshisato1973.info の続き。これで最後。 中国からの留学生の質問。「超高齢社会のメリットはなにかありますか?」 ないです! ただし、中国だって、韓国だって、台湾だっていずれ超高齢社会になります。 だから超高齢社会を克服するテクノロジー、ノウ…

婚学から移民問題へ!

www.goshisato1973.info のつづき。 「少子化問題やライフデザインについて全く教えられたことがないし この問題の解決には教育が必要だと思うのですが?」 全く同感です。 海外にはそうした授業がある国もありますが日本には全くありません。少子高齢化問題…

多様性社会の矛盾

www.goshisato1973.info の続き。 台湾からの留学生の質問。 「台湾も同様の問題を抱えているが 日本の国民は少子化問題をどう思っているのですか?」 少子化、人口減少について知っていることは知っていると思いますが「1年間に64万人、日本の人口が減少し…

嵐の中での登校見守りと…

今日の登校見守りはハードでわれながらファインプレーでした。 7mmの雨。6m/sの風。嵐です。 傘をさしていてもふっとばされるので途中から傘もささずずぶ濡れで小学生の登校見守り。 そうしたら福吉駅まで中学生女子が1人歩いてやってきました。 「駅の軒下…

変な風車を買ってみたのだが…

FBの広告に流れてきてつい買ってしまった「変な風車」。 非常に複雑な動きをします。 庭に設置してチェアリングしていたら永遠にみていられるかな、と。 そして、その複雑な動きにとらじろうのインスピレーションが刺激されるかな、と。 で「やっと届いた!…

第3次ベビーブームは来ないのですか?

www.goshisato1973.info のつづき。 「少子化対策で有効な政策は、これまでありましたか?」という質問に対して。 例えば、旧民主党の目玉政策であった『子ども手当』。15歳までの子どもに月額1万3千円の支給するというものです。(現在は、法律も変わり『児…

大学の授業で「不適切な発言や考え方があればすぐに指摘ください」と言わなければならない時代

今日(4/25)は18:30~20:00まで「統合新領域最先端セミナー 」。 テーマは、自由ということだったので『わが国の少子化問題の現状と課題』(数ヶ月前に決定)。 そうしたら「壁ドン教育」で小林教授、炎上。 news.yahoo.co.jp うわ~タイミング的に炎上案件…

人生は出会い④-宇根豊さんから学んだこと-

www.goshisato1973.info ある人に出会えば、その人と志を同じくする仲間にも次々と出会っていきます。その時期に、筑紫野市で有機農業を営む八尋幸隆さん、合鴨農法を確立・普及した古野隆雄さん、そして宇根豊さん。環境にやさしい農業を研究テーマにしてい…

屋上田んぼの話9

www.goshisato1973.info その⑬-2000/10/6~、実りの秋と収穫祭- 9月の下旬になると、穂はどんどんと米らしくなっていった。緑色だった穂は、白黄色っぽくなり(黄金色には見えないなぁ)、頭を垂れていった。 しかし、頭を垂れるということは、倒れやすく…

屋上田んぼの話8

www.goshisato1973.info その⑫-2000/8/22~、ついに出穂- 僕らは米づくりの何も知らなかった。米を作ることに自信はなかった。だから、屋上田んぼで僕らはいろんなことに迷った。恥ずかしい勘違いもした。そして、それを決定的に痛感したのは、8月22日か…

屋上田んぼの話7

www.goshisato1973.info その⑩-2000/8/13~、お百姓の心にまた一歩近づけた- 忘れもしない8月13日。僕たちが屋上田んぼをつくり始めて最も激怒した日だ。 朝、いつものように屋上田んぼにあがる。その晩からお盆のため帰省。その間の水管理は留学生に既に…

屋上田んぼの話6

www.goshisato1973.info その⑧-2000/7/31~、害虫がやってきた!!- いつの間にか待ちこがれるようになった害虫、ウンカ。感動の出合いは7月31日だった。 宇根さんの田んぼの草ひきでウンカを見分けることができるようになった僕たちは、念入りに稲を観察…

屋上田んぼの話5

www.goshisato1973.info その⑦-2000/7/31~、恐るべし雑草の力- 7月20日(木)。宇根さんの田んぼの草引きをすることになった。 アゾラをもらいに行ったとき、除草機を押す経験はした。結構楽しかった。足が泥に埋まる感覚。そして、除草機を押す、土が濁…

屋上田んぼの話4

www.goshisato1973.info その⑥-2000/6/30~、日の目を見る屋上田んぼ- 話を少し元に戻そう。6/7(水)。僕の所属する九州大学農業経済学教室と日本農業新聞との懇談会が設けられた。そこで、農業新聞の記者、高川さんと出会った。話を聞けば、有機農業や環…

屋上田んぼの話3

www.goshisato1973.info その⑤-2000/6/23~、もっともっと生き物が豊かな田んぼへ- 田植えが終わり、いよいよ屋上田んぼが田んぼとなった。カラスも屋上田んぼに近づいていないようだ。 このころから僕は、辻くん、贄田くん、横手くんを連れて、糸島の環境…

屋上田んぼの話2

www.goshisato1973.info その③-2000/5/23~、屋上田んぼ始動- カラスの害を受け、結局残った苗は5本。「バケツ稲づくりマニュアル」に書いているように、「良い苗2~3本を一つにして、バケツの中心に植え替える」と一バケツ分にしかならない。 …やばい…

屋上田んぼの話1

あたり前のことを、あたり前のようにわからないことが、あたり前だ。屋上田んぼで学ぼう。あたり前のことを、あたり前のようにわかることが、凄いと思えてくる。あたり前のことを、あたり前のようにわかることが、あたり前になる。 佐藤剛史 その①-2000/3/1…

人生は出会い③-椿原さん、四季菜館、山村塾から学んだこと-

www.goshisato1973.info 黒木町(現、八女市)の椿原寿之さん、まり子さんは、有機農業を営みながら、農業体験交流施設『四季菜館』を建て、そして『山村塾』を設立し、農村住民と都市住民が協力して棚田や里山の保全活動を行っています。 私が、はじめて四…

人生は出会い②-落ちこぼれて学んだこと-

www.goshisato1973.info 小中高と成績優秀。はじめての挫折が大学入試。センター試験で失敗し、希望する大学には行けませんでした。成績を競い合った友達は、東京大学、京都大学、九州大学と偏差値の高い大学に合格。それを横目で見ていると、本当に辛くなっ…