食育研究家。九州大学講師/1973年、大分県生まれ。農学博士。/年間の講演回数は100回を超え、大人向け学びの場である「大人塾」「ママ塾」「mamalink塾」等も主宰/主な著書に『いのちをいただく』『すごい弁当力!』『食卓の力』など、いずれもベストセラー/新聞掲載、テレビ・ラジオ出演も多数


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米が足りないというけれど

大入は、基盤整備が終了し
1枚が2haを超える
他地域が羨むような田畑が
ずらーっと並んでいる。

 

当然、生産性は向上したはず。
8条植えの田植え機やら
大型コンバインを使えるから。

 

一方で弊害も生じている。
その弊害は指摘してきた。
農業経済学者でも気が付いていない問題だと思う↓

 

www.goshisato1973.info

 

で、米不足の今日。

 

「米が足りないから飼料用米より
 食用米増やすんでしょ?
 今年は、儲かるんじゃないですか?」
と質問したら
食用米を増やす予定はないという。

えええ~~~!!??

 

と思ったら
理由を聞いて納得。


飼料米なら、刈り取ってロールを巻いたら
酪農家が持って行ってくれるという。
それで終わり。
作業が少ない。

 

食用米ならコンバインで刈って
乾燥機で乾燥させ
売り先を…
と作業が多大に増えるという。

オペレーターや人夫のアルバイト代は
多少増えるかもしれないけど
「いや、忙しいからムリ」

 

法人としても、
これを機に儲けようなんてモチベーションはない。
役員だって、報酬が同じなら
去年と同じでいい。

 

こうやって
生産性を上げるために地域法人化して
いろんな弊害が起きている。

 

農業経済学を学んでた時より
知識も問題意識も高まってる(笑)。

 

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