食育研究家。九州大学講師/糸島市行政区長/1973年、大分県生まれ。農学博士。/年間の講演回数は100回を超え、大人向け学びの場である「大人塾」「ママ塾」「mamalink塾」等も主宰/主な著書に『いのちをいただく』『すごい弁当力!』『食卓の力』など、いずれもベストセラー/新聞掲載、テレビ・ラジオ出演も多数


official web: http://goshisato1973.com/


佐藤剛史の著作一覧


佐藤剛史への講演依頼

講演依頼フォームはコチラ


佐藤剛史の講演のサンプル動画


佐藤剛史への連絡は→goshisato1973@gmail.com

友だち追加

重松清『きみの友だち』②

www.goshisato1973.info

 

どういうエンディングになるか楽しみ…
と思いながら読み進めて行ったら
想像越えてきた(笑)、、、
いや、あるあるかもしれないけれど。

 

エンディングは、
東京リベンジャーズのような
「再会ウェディング」落ち。


そして、
なぜ各章の主人公を「きみ」と呼んでいるのか、
自分が誰なのかを見事に回収。

また、なぜ、主人公の女性が成長した後、
写真を撮っていたのかも見事に回収。

 

 

それより最後の2章
「かげふみ」と「花いちもんめ」は
号泣しながら読んだ。

前半で、子どもたちの無邪気で素直で残酷な感情や人間関係が
鮮明に描かれるにつれ、
本当の「友達とは」「友情とは」が明らかになっていく。
そして、成長していくにつれ、幼さゆえの残酷性が薄まり、
子どもの人間関係から、
大人の人間関係へ再構築しなおされる。

具体的には、子どもの人間関係とは、
「自分がいじめられないために、いじめのターゲットを作る」
「嫌われないように八方美人でいる」
「人気を得るために、ひょうきんでいる」
みたいなことだ。

 

そう考えると、
「大人の人間関係とは何なのだろう?」
と改めて考えさせられる。

 

今の自分はどうか?

 

大人として、嫌いな人だって、
公平に冷静に接している。
Blogだって、事実は明らかにするけれど、
感情は書かない。
大人だからだ。

だけど、本当の友達がいるかと問われれば…。

 

そう考えれば、大人の人間関係も、
実は子どもの人間関係と
本質は一緒なのではないか。

表面上の薄っぺらい平和を求めるような。

 

『きみの友だち』は本当に良い作品だと思う。

 

暗いタッチのバラバラのパズルのピースが、
最後の最後で組み合わされて、
一枚の大きな絵になる。
それは、人間関係の本質や生き方、
「友達ってなんなんだろうって、
 わかんなくなちゃった子に、
 ヒントをあげることができる」
ような絵だ。
もこもこ雲の絵だ。

 

 


最後に、余計かもしれないけれど。
この『きみの友だち』も映画化されている。

 

だけど、絶対に小説のほうがいい。
各章によって視点が変わるし、時間軸も前後する。
1人称の「私」が最大の伏線になり、
物語が進みながら、
この物語がどうやって書かれたか、
という物語になる。
この奥深さは小説じゃないとなかなか表現できないんじゃないか。
映像化してしまうと、
出オチになってしまったり、
伏線回収が難しくなる気がする。
まぁ、自分が物書きだから、
小説を大切にしたいという気持ちが強いだけかもしれないけれど。

 

 

 

はてなblogランキング、参加しています

さて、今日は何位かな?↓

 

youtube、チャンネル登録、お願いします

 

不定期8:00に配信、ゴーシ先生のLINE公式↓
友だち追加

この記事に、いいね!
と思った方は是非、読者登録を↓(blogを更新するとお知らせが届きます)