先日、小山卓治さんというミュージシャンのことを書いた。
メロディーもそうだけど
情景的・物語的な歌詞が好きだと。
それだけじゃなかった。
労働者や被差別部落問題等も唄う社会派なのだ。
こんなこともあったそうだ。
『いつか河を越えて』の歌詞。
河向こうのスモッグ越しに
そびえるビルの頭を
子供の頃から何度も
数えながら育った
ハイウェイでつながった
蜘蛛の巣のような橋を
週に1度は渡り
同じ数だけ戻った
ここでは誰もが口癖のように
こうつぶやいている
いつか河を越えてある団体からクレームがきた。
歌詞の「河向こう」「いつか河を越えて」という言葉と
タイトルを変えろとのこと。小山さんは、歌詞を「向こう岸」と
サビを英語に変え
タイトルを「Passing」とした。
転載禁止なので関心のある人は
これを読んでほしい↓
https://www.ribb-on.info/takuji/store/disc/yellow_wasp/takuji_voice/notes.html
アーティストとして
無念だったと思う。
今では、誰もが情報発信できる時代になった。
当然、差別用語や
差別を助長する表現はよくないけれど
自主規制リストは意味をなさなくなった。
それ以上にヘイトや迷惑がまかり通っている。
発売された当時2001年は
今よりも、そういう点で
相当に厳しい時代だったと思う。
そんな社会の中で
音楽を手に、メッセージを投げかけ続ける
小山卓治さんは本当に格好いい。
そんな背景を含め
多くの人に聞いてほしい曲だけれど
原曲はのせられないのでカバーと言う形で。