食育研究家。九州大学講師/1973年、大分県生まれ。農学博士。/年間の講演回数は100回を超え、大人向け学びの場である「大人塾」「ママ塾」「mamalink塾」等も主宰/主な著書に『いのちをいただく』『すごい弁当力!』『食卓の力』など、いずれもベストセラー/新聞掲載、テレビ・ラジオ出演も多数


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コミュニケーションの話からフラクタルに

コミュニケーションについて質問されたので
まとめておきます。

 

<基本的考え方>

  • コミュニケーション上手は、「話し上手」ではなく「聞き上手」。
  • 自分は「話し上手」なのでコミュニケーション上手だと勘違いしている。
  • 話し上手だと自負している人は話が長い。
  • 話が長い人は相手の話を聞いていない。
  • 相手が話している間「次、自分が何をしゃべろうか」と考えている。
  • 相手の話をさえぎってしゃべりだす。
  • 「自分の話していることは正しい」という変な自信がある。
  • こちらがいっぱい情報提供することをいいことだと思っている。
  • すべて話して、すべてさらけ出すことからコミュニケーションが始まると思っている。
  • それぞれが言いたいことを言い合うことが、いいコミュニケーションだと勘違いしている。
  • コミュニケーションは自己満足のためにするものではない。
  • コミュニケーションは相手のため。相手のためを思い合うときに、双方にとっていいコミュニケーションが成立する。
  • いわば、マスターベーショ〇を見せ合うのか、セック〇するのかみたいな違い。最近はコンプラ的にこんな表現はできないけど。
  • いわば、(相手が捕れない)ホームラン競争をするのか、質の高いキャッチボールをするのか。相手が捕りやすい球を全力で投げて、相手の球を全力で受け止める。ホームラン競争なら、一人でバッティングセンターに行けばいい。二人でやるべきは質の高いキャッチボール。
  • 命は時間であるとしたら、自分が一方的にしゃべり続けている時間は、相手の時間、つまり命を奪っていることになる。

<具体的改善方法>

  • 「話したい!」「喋りたい!」と思ったら要注意。できるだけ話さない。
  • 3秒待つ。3秒時間を置く。
  • (無言の時間は大切な考える時間)
  • 「あれも言おう、これも言おう」ではなく、話さなくていいことを増やす。
  • 質問をする。
  • 質問に対しては的確に答える。できるだけ短く。
  • プレゼンするときは結論から。3つにまとめる。
  • 時系列的にすべてを話そうとはしない。
  • 人間が一度に数えられる数は3まで。多くの事柄を覚える必要がある場合には階層構造で記憶すると思い出すときの効率が良く、かつ1つの階層あたりの事柄の数は3(正確には自然対数e=2.71)になるときが最も探索効率が良い。
  • 3の改造構造とはフラクタル。自然界に広くみられる現象。

  • 椅子の足も4本なら(すべての長さがそろってないと)ガタガタするけど、3本なら必ずしっかりする。
  • 自分の考えを100%整理し、言語化できないので、話す情報量は64%程度に減少。その話を聞いた相手は、全てを理解できないので相手に伝わるのは半分以下になる。「だから、いっぱい話して情報量を増やそう」とするのではなく「理解しやすく1回の情報量を減らす」方が効果的。
  • その1問1答を繰り返す。
  • 言葉尻に反応しない。感情的にならない。
  • 話の内容を整理しながら聞く。

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  • 本質を捉える。

(つづく)

 

実は、コミュニケーション問題の根底に
自信問題があるんじゃないかと思っていて
その自信は親の養育態度から…
みたいなことも思ったので一応貼っておきます。

 

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