7:15、ホテルのロビー集合で
一路、大牟田へ。
遠い(笑)。
ただ、車内での
高田さんとの会話が
タカラモノ。
9:00に大牟田市動物園に到着し
参加者も続々集合。
気がつけば
参加者総数50名以上という
一大イベントに(笑)
園長、冨澤さん、高田さんの
それぞれ解説という
贅沢すぎる案内。
まず
クマのハズバンダリートレーニング。
この時点で、参加者からどよめきと歓声。
ハズバンダリートレーニングとは
「受診動作訓練」。動物園や水族館で、安全で健康的に飼育するため、採血や検温といった健康管理、緊急時の治療や投薬がしやすい体勢を取ることを覚えさせる。エサなどの褒美をあげることで、ストレスなく自主的に手足を出したり口を開けたりするほか、方向転換したり移動したりするよう教える。日本では、水族館のイルカやアシカへの訓練は進んでいるが、動物園での導入は近年、本格化した。動物と飼育員両方の安全を確保するため、大型動物や肉食動物などで特に必要性が高いといわれている。
と書くと、「ふ~ん」と思ってしまうけれど
体重測定や
採血のために
いちいち全身麻酔しなければならないなんて
動物が本当に可愛そう。
ここのクマさん
飼育員がサインを出すと
「あ、採血ね」
ってわかって
ちゃんと輪っかに手を伸ばして
採血させてくれます。
これ、絶対、動物にも
人間にもいい。
動物はバカじゃない。
リスザルの餌のあげ方を工夫する
環境エンリッチメント。
キャベツは好きじゃないので
捨てちゃったりとか。
同じように
「はい、採血ね」
って檻の間から
尻尾だしてくれます。
キリン。
正直言って
これまでの人生で
「動物園が愉しい」だなんて
一度も思ったことがありませんでした。
だけど
専門家の話を聞きながら歩くと
めちゃくちゃ愉しい。
気温が35度を超えるような
最高で最悪な晴天だったけど
めちゃくちゃ愉しい。
「熱中症がでないか」と
ずっとハラハラしていたけれど
めちゃくちゃ愉しい。
案内してくれた
冨澤さんが言うには…
「今日は日曜日なのでイベントが多くあって…
今日なんか序の口です。
是非、平日に来て下さい。
もっと深い世界をご案内できます」。
本当に楽しかった。
でも、本当に
熱中症が一人も出なくてよかった。
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