授業の一環で
九大生に自らの食生活の振り返りを行ってもらい
そのワークシートを集計しました。
回収数:214票(男子学生115人、女子学生99人)
回収率:100%
方法:授業の一環としてワークシートを配布、回収。
Q1.現在の居住形態は?
①一人暮らし:81.8%
②実家で親と住んでいる:16.4%
③その他:1.9%
Q2.現在の、朝ご飯の内容は何が中心ですか?
①ご飯中心:39.3%
②パン中心:31.8%
③食べない:20.1%
④その他:8.9%
Q3.高校までの、朝ご飯の内容は何が中心ですか?
①ご飯中心:62.6%
②パン中心:32.7%
③食べない:3.7%
④その他:0.9%
九大に入れる子どもを育てる家庭は
明らかに、朝ごはん
「ご飯中心」が多い。
さらに…
「高校までの朝ご飯の内容」と
「現在の朝ご飯の内容」を
クロス集計するとこうなりました。
高校まで朝ご飯が「ご飯中心」の家庭の子どものうち
- 47.8%は大学でも朝ご飯にご飯を食べています。
- 23.9%は大学に入って朝ごはんはパン食に変わります。
- 20.9%は大学に入って朝ごはんは欠食します。
高校まで朝ご飯が「パン中心」の家庭の子どものうち
- 25.7%は大学に入って朝ご飯がご飯中心に変わります。
- 51.4%は大学でも朝ごはんにパンを食べています。
- 11.4%は大学に入って朝ごはんは欠食します。
ちょっと衝撃の事実。
悲しい事実。
わが家を含め、
朝ごはんには「ご飯」「味噌汁」がいいだろうと
毎朝、ご飯を炊き、出汁を取って味噌汁を作り
子ども達に食べさせている家庭は多いと思います。
だけど、そんな「ご飯家庭の子ども」の
1/4がパン食に変わります。
「ご飯家庭の子ども」のほうが
大学での朝食欠食率は高くなります。
でも、まぁ、冷静に考えたら
それはそうで
大学生が早起きして米を研いで
ご飯を炊いて、味噌汁作って
朝ごはん食べて
それから大学に…
なんて、なかなかハードル高い。
パン食に変わったり
欠食してしまうのも
当然なのかも知れません。
一方で、パン食家庭の子ども達の
1/4が「ご飯朝食」に変わっているのは
生協の朝ごはん等を利用しているからだと
推測されます。
結論としては、
親が、せっせと朝食に
ご飯、味噌汁を作って
子どもに食べさせるだけではダメ。
子どもに作らせる。
それを当たり前にする。
習慣化させる。
私達が
朝、歯磨きしないと
なんか気持ち悪いように
朝、ご飯を炊いて
味噌汁を作って食べないと
なんか気持ち悪い
という状態にまで持っていく。
でなければ
子どもは親元を離れた後
簡単にパン食化したり
欠食化します。
ちなみに
人が習慣化するのに必要な日数は66日という説があります。
せっかくの夏休み。
子ども達に朝ごはん作りさせてはいかがでしょう?
おとちゃん、とらちゃんは
夏休みの間、毎日、自分でお弁当を作って
学童に通っています。
パパが、卵焼きを勝手に作ったりすると
泣いて怒るほどです。
ある意味、習慣化されてる(笑)
(つづく)
ゴーシ先生のonline salon ←クリック
この記事に、いいね!
と思った方は是非、読者登録を↓