食育研究家。九州大学講師/糸島市行政区長/1973年、大分県生まれ。農学博士。/年間の講演回数は100回を超え、大人向け学びの場である「大人塾」「ママ塾」「mamalink塾」等も主宰/主な著書に『いのちをいただく』『すごい弁当力!』『食卓の力』など、いずれもベストセラー/新聞掲載、テレビ・ラジオ出演も多数


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言葉が思考を作り、思考は実現する

すぐ「ムリっ」って言う人がいました。


場合によっては
「ムリムリムリムリ」
とか連呼する若者がいます。
すぐ「メンドくさっ」っていう若者がいます。

 

若者だけではありません。
いい大人でも、そんな人はいます。

 

子どもや若者なら
言葉遣いを注意しますが
大人の場合、どんな言葉を発し
どんな人生を送るかは
その人の選択であり
責任です。
他人がとやかく言うことはありません。

 

だけど、その人が親になると
その子どもが可哀そうですので
熱く厳しく書いておきます。

 

 

「楽しいから笑うのではない。
 笑うから楽しいのだ」
という有名な言葉があります。

 

これはいろんな実験によって
科学的に証明されています。

 

(原著にはあたっていませんが…)

 

例えば
①笑顔を作らせたグループ、
②普通の顔のグループ、
③怒った顔にグループ、
に、同じマンガを読ませたところ、
①のグループが最もおもしろく感じたそうです。

 

別のアメリカの生理学者の実験では
動作を行うために送られる信号は、
動作を行う意識の信号よりも
350ミリ秒早かったそうです。

 

どういうことか。

 

「ムリ」「メンドくさっ」
が口癖のようになっていると
何も考えずに
その言葉が口をついて出てきます。

 

そして
脳はそのように感じてしまうということです。

 

あたりまえですが
自分が「ムリ」「メンドくさっ」と
言ったことを
あえてやる気にはならないでしょう。

 

だって自分が
「ムリ」「メンドくさっ」
と言い、思ったのですから。

 

また、別の心理学の研究では
「他人の前で表明した自分の言動に、
 矛盾しないように行動する」
ことが明らかになっています。

 

つまり
言葉が思考を作り
思考は実現するということです。

 

 

さて。

 

親が、四六時中
そんな言葉を発し続けたら
子どももそんな言葉を使い始めます。

www.goshisato1973.info


それが口癖になります。
そんな考え方になります。
当然、そんな行動になり
思考は実現し
ムリとメンドくさっの人生になります。

 

自分の人生の可能性を
自分で消しているようなものです。

 

私自身も
頼まれたら0.3秒で
「はい」か「yes」
とか
「大切なのは成功よりも成長」
「人と比べない、自分と比べる」
なんて言い続けていたら
すごくポジティブで明るい人生が
切り拓かれました。

 

また、ある夫婦は
とりあえず「ありがとう」というように
約束したら
夫婦関係が劇的に改善したそうです。

 

(破綻クラブは
 それさえも言いたくない人たちが属します)

 

私自身は
スピリチュアル系には
全く関心はありませんが
上記のような意味では
言葉と思考を矯正し
行動と人生を変える効果があるのでしょう。

 

繰り返します。

 

言葉が思考を作り
思考は実現します。

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美しい風景を見たら
「ヤバイ」じゃなく
「キレイ」って言ったほうがいい。