読んだ人が大絶賛しているとおり
本当に面白かったです。
勉強になりました。
勉強になりすぎて
『革命のファンファーレ』
に書かれていることを
スナックで
他の人に説明するために
パワーポイントまで作ってしまったほど。
面白かったし
勉強になったけど
個人的には
いろんな現実を突きつけられ
心を叩き潰されました。
というのは。
『革命のファンファーレ』を読んだのは
私が出版に携わった(編集した)
『方円の器』
の出版日とほぼ同日。
『方円の器』出版までのいきさつはこう。
私が敬愛する広島県の友道校長先生が
あるガンになり
なんとか病気に打ち勝てるような
ワクワク、ドキドキの目標を持ってもらいたいと
先生が書き溜めていた諸々の原稿を
出版しようと考えました。
原稿を送ってもらい、編集し、
大手の出版社に持ち込みました。
出版社からの返事はNG。
教育専門書のような内容なので
販売が難しく商業出版はできないとのこと。
次に福岡の小さな出版社に持ち込みました。
出版は可能。
ただし初版1000部、120万円分を買い取ること。
お金については
人の命が救えるのだとしたら安いもの。
だけど、1000冊の在庫を抱え
それを売り切るのは
かなり大変そう。
そのときに
『魔法のコンパス』
を思い出し、
クラウドファンディングをやろうと決めました。
結論としては
支援者数、約200人
販売冊数、約1200冊
を予約していただきました。
普通なら、大成功です。
金銭的な負担なく一冊の本を出版でき
友道先生を勇気づけることができ
結果として、闘病、治療も順調。
そんなときに読んだのが
『革命のファンファーレ』
でした。
まず、前提として
西野さんの本
堀江貴文さんの本
藤原和博先生の本
前田さんの本、すべて読んでます。
そこに書かれている
クレジット論や100万分の1の人材論等々
すべて原理としては理解しているつもりですし
私なりに実践してきたつもりです。
だけど
『革命のファンファーレ』
は1週間で10万部。
かたやコチラは
1200部。
俺のクレジットって
これくらいなのか…
という現実を突きつけられました。
この1200部のクレジットの中には
私だけでなく
友道先生、
元銀座のママの土岐山さん
(FBで大々的に紹介してくれました)
のクレジットも含まれてます。
それで1200部。
普通なら
「認知」も「人気」もレベルが違う
って自分を納得させてもいいのですが
書かれてあったのは
「クラウドファンディングは小さな努力の積み重ね」。
全然努力不足。
刺さった。
しかも
「作品の販売を他人にゆだねるのは育児放棄」
刺さった(涙)。
作品の販売という子育ての努力が
全く足りなかった。
子育て講演してるのに。
子育て本書いてるのに。
全然努力不足。
西野さんのBLOGを読み返せば
まず、作品を売るという
熱量が違うし
売るための導線
ネタ作りが本当にしっかりしています。
全然努力不足。
反省。
と、ゴーシ先生の心を叩き潰すくらい
力を持った本です。
でも、いつか同じステージに立つ。
がんばろう。
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