大学教員を辞め、地域の中にどっぷり入って仕事をして
「よかった」と思うことは
いい意味でも、悪い意味でも
世の中にはこんなに多様な人がいるんだ
ということを肌感覚で実感できたことだ。
大学の中にも
とんでもない人もいたし
○○だな、思う人も多かったけど
やはり基礎学力は高く
知的好奇心があり
大学や学術界のルールやカルチャーを守り
研究したい!という価値観は共有されており
レベルの差こそあれど
みな、自分のことだけではなく
研究室のこと、学科のこと、学部のこと、大学のこと
とマクロな視点で考えることができていたように思う。
均質的で非常に狭い世界ではあるが
みな、一定の仕事力はあったように思う。
でなければ、大学の会議、事務、学会、同窓会作業
等々、やっていけない。
さらにいえば、
お金や権力等、力業で前にすすめるということができないので
必然的に、丁寧にちゃんと仕事をしないといけないわけだ。
大学を辞め、一般企業の方々と仕事をする機会が増えた。
(大学時代も、一般企業の方々とも仕事をしていたが
バリバリ、一流、経営者、管理職…みたいな方が多かった)
そうして分かったのは
大手企業の社員と言えど
全然、仕事ができない人が存在する。
しかも、かなりの割合で存在する。
一緒に仕事をしていて
すごく「…」と思うのは、
『仕事ができない人の特徴』
①とりかかりが遅い。すぐにやらない。
締め切り数日後なのに、まだとりかかってないの?
会議終わって1か月たったよね…とか。
「仕事が早い」はスキルや能力に左右される部分があるが
「とりかかり」はやる気があればできる。
②ホウ・レン・ソウがない。返事がない。
「今日中に連絡します」と言って、はや1週間…とか。
ホウ・レン・ソウも
スキルややる気に関係ない。
③順番がわかってない。
社内調整と社外調整、どちらを先にすべきか、どう進めるべきかとか。
社会で合意した結果を、そのあと社内調整で覆し
社外のカウンターパートに迷惑かけるとか。
④相手の立場を考えない。
例えば、携帯電話にいきなり電話してくる。
しかも自分は、(携帯番号知られたくないからか)
社内の固定電話から。
例えば、それを覆すことで
誰に迷惑がかかるのか
誰が誰に頭を下げなければならなくなるのか
全く分かってない。
⑤話を聞いてない。勝手に解釈している。
⑥社内のルールや慣例にとらわれ過ぎて
一般常識から逸脱している。
それだけを守っておけばいいと思っている。
(まだあると思うので
気がついたら追加)
追加↓
まぁ、262の法則もあるから
仕方ないか…
と思うようにしよう。
自分のやる気を削り落とされても
もったいない。
ちなみに262の法則とは…
組織内の人材の比率が
「意欲的に働く2割」
「平均的な6割」
「意欲の低い2割」
に分かれるという現象。
これは働きバチ、アリの集団で見られ行動パターンに由来。
意欲的な人材だけで組織を構成しても、
時間が経つと自然とこの割合に戻る可能性が高い。
組織、チームで仕事する以上
仕事ができない人が必ず存在する
発生するということを
前提にすべきなのだろう。
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