食育研究家。九州大学講師/糸島市行政区長/1973年、大分県生まれ。農学博士。/年間の講演回数は100回を超え、大人向け学びの場である「大人塾」「ママ塾」「mamalink塾」等も主宰/主な著書に『いのちをいただく』『すごい弁当力!』『食卓の力』など、いずれもベストセラー/新聞掲載、テレビ・ラジオ出演も多数


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税金みてーなもんだ-仕事のできない人の特徴-

大学教員を辞め、地域の中にどっぷり入って仕事をして
「よかった」と思うことは
いい意味でも、悪い意味でも
世の中にはこんなに多様な人がいるんだ
ということを肌感覚で実感できたことだ。

 

大学の中にも
とんでもない人もいたし
○○だな、思う人も多かったけど
やはり基礎学力は高く
知的好奇心があり
大学や学術界のルールやカルチャーを守り
研究したい!という価値観は共有されており
レベルの差こそあれど
みな、自分のことだけではなく
研究室のこと、学科のこと、学部のこと、大学のこと
とマクロな視点で考えることができていたように思う。

均質的で非常に狭い世界ではあるが
みな、一定の仕事力はあったように思う。
でなければ、大学の会議、事務、学会、同窓会作業
等々、やっていけない。
さらにいえば、
お金や権力等、力業で前にすすめるということができないので
必然的に、丁寧にちゃんと仕事をしないといけないわけだ。

 

大学を辞め、一般企業の方々と仕事をする機会が増えた。
(大学時代も、一般企業の方々とも仕事をしていたが
 バリバリ、一流、経営者、管理職…みたいな方が多かった)

 

そうして分かったのは
大手企業の社員と言えど
全然、仕事ができない人が存在する。
しかも、かなりの割合で存在する。

一緒に仕事をしていて
すごく「…」と思うのは、

 

『仕事ができない人の特徴』

①とりかかりが遅い。すぐにやらない。

締め切り数日後なのに、まだとりかかってないの?
会議終わって1か月たったよね…とか。

「仕事が早い」はスキルや能力に左右される部分があるが
「とりかかり」はやる気があればできる。

 

②ホウ・レン・ソウがない。返事がない。

「今日中に連絡します」と言って、はや1週間…とか。
ホウ・レン・ソウも
スキルややる気に関係ない。

 

③順番がわかってない。

社内調整と社外調整、どちらを先にすべきか、どう進めるべきかとか。
社会で合意した結果を、そのあと社内調整で覆し
社外のカウンターパートに迷惑かけるとか。

 

④相手の立場を考えない。

例えば、携帯電話にいきなり電話してくる。
しかも自分は、(携帯番号知られたくないからか)
社内の固定電話から。

例えば、それを覆すことで
誰に迷惑がかかるのか
誰が誰に頭を下げなければならなくなるのか
全く分かってない。

 

⑤話を聞いてない。勝手に解釈している。

 

⑥社内のルールや慣例にとらわれ過ぎて
 一般常識から逸脱している。
 それだけを守っておけばいいと思っている。

 

(まだあると思うので
 気がついたら追加)

 

追加↓

www.goshisato1973.info

 

まぁ、262の法則もあるから
仕方ないか…
と思うようにしよう。
自分のやる気を削り落とされても
もったいない。

 

ちなみに262の法則とは…

組織内の人材の比率が
「意欲的に働く2割」
「平均的な6割」
「意欲の低い2割」
に分かれるという現象。
これは働きバチ、アリの集団で見られ行動パターンに由来。
意欲的な人材だけで組織を構成しても、
時間が経つと自然とこの割合に戻る可能性が高い。

 

組織、チームで仕事する以上
仕事ができない人が必ず存在する
発生するということを
前提にすべきなのだろう。

 

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