食育研究家。九州大学講師/糸島市行政区長/1973年、大分県生まれ。農学博士。/年間の講演回数は100回を超え、大人向け学びの場である「大人塾」「ママ塾」「mamalink塾」等も主宰/主な著書に『いのちをいただく』『すごい弁当力!』『食卓の力』など、いずれもベストセラー/新聞掲載、テレビ・ラジオ出演も多数


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ぬいぐるみを剥ぐ、だと?

高校の時だ。

現代文の時間。
題材は『羅生門』。

 

 

羅生門のあらすじ】
ある日の暮れ方、
仕事をクビになって途方にくれる下人が、
荒廃した羅生門の下で雨やみを待っていた。
彼が門の楼上に登ると、
女の死体の髪を抜く老婆がいた。
憎悪を抱き、
力で老婆を押さえつけた下人だったが、
老婆から生きる為の悪事を正当化する言葉を聞く。
下人の心に悪を肯定する勇気が湧き
「自分もそうしなければ餓死する体なのだ」
といい、
老婆の衣服を剥ぎ取って
夜の中に駆け去ってしまう。

 

授業の最中
先生が
「下人が、
 老婆のぬいぐるみを剥いで行ったのです」

一瞬、教室が
ピキッとなりました。

 

授業終了後、悪友たちと集まり
「先生、ぬいぐるみを剥ぐって言わんかった?」
「俺もそう聞こえた」
「でも、国語の先生やからなぁ」

 

真相は分からずじまい…
確認のしようがない…
と思っていましたが…

 

次の現代文の時間。
先生が
「前回の続きです。
 老婆のぬいぐるみを剥いで行った下人は…」

 

悪友たちと
目を見合わせ
笑いをこらえるのが必死でした。

 

そういう勘違いって
専門家でも、プロでもある。

 

私だって教育者だけど
「陶冶」(とうや)…才能・性質などをねって作り上げること

「陶治」(とうち)
と思っていたし。

 

 

 

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お題「子どもの頃に勘違いしていた、ちょっと恥ずかしいこと」

お題「くすっと笑える、ことばの覚えまちがい、言いまちがい。」