食育研究家。九州大学講師/糸島市行政区長/1973年、大分県生まれ。農学博士。/年間の講演回数は100回を超え、大人向け学びの場である「大人塾」「ママ塾」「mamalink塾」等も主宰/主な著書に『いのちをいただく』『すごい弁当力!』『食卓の力』など、いずれもベストセラー/新聞掲載、テレビ・ラジオ出演も多数


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最近の経済ニュースから考えさせられること

円相場は1ドル=149円台をつけ
32年ぶりの円安水準を更新。

輸入に頼っている日本の物価は
さらに上昇するでしょう。

 

OPECプラスは10月5日、
加盟国の生産量を8月時点から
日量200万バレル削減することで合意。

今後、再び、ガソリン価格や
エネルギーの値段が
さらに高まるかもしれません。

 

政府が国民年金の保険料納付期間を
現行制度における20~59歳という「40年間」から、
20~64歳の「45年間」とする検討に入った。

もっと働け、
もっと長い期間、保険料納めろと。

 

黒田氏は来年4月に総裁任期を迎えて交代。

時期候補の、雨宮総裁、中曽総裁でも
どちらが選ばれても日銀は金融引き締め、
利上げに転じる可能性が高い。

これだけ金融緩和しても
(市場にお金を流通させても)
景気は上向いていないのに
これで来年の4月から
金融引き締めしたら
景気はたぶん悪化するし
加えて物価が上がるスタグフレーションに陥るでしょう。

日本の金利が上昇すれば
円安は若干、緩和されるかもしれませんが
世界同時不況に陥れば
元も子もありません。

 

国際通貨基金IMF)は10月11日に
最新の世界経済見通しを公表。
来年2023年の成長率見通しは下方修正され、+2.7%に。
これは、新型コロナウイルス問題によって成長率が
一時的に大きく落ち込んだ2020年を除けば、
リーマンショック後の2009年以降で最低の成長率。
さらにIMFは、2020年の成長率が
2%を下回る確率は25%としている。
また、世界銀行の総裁は、
世界的な景気後退の「現実的危険性」があると指摘。

世界同時不況の可能性は高い。
というか、景気には必ず波があるので
高い可能性で不況が来る。

 

加えて、日本の場合。

 

ゼロゼロ融資は、
コロナ禍で売り上げが減った中小企業を対象に、
金融機関が担保なしで融資する制度。
借り手が本来金融機関に支払う利子を3年間、
国や都道府県が負担する仕組み。
もし返済できない場合は信用保証協会が返済を肩代わりする。
2020年3月にスタートし、
民間金融機関の受け付けは昨年3月まで、
政府系金融機関は今年9月末で終了。

このゼロゼロ融資の効果は絶大で、
コロナ禍にもかかわらず
21年度の企業倒産は
半世紀ぶりに6000件を下回るなど
歴史的低水準に抑えられてきた。

猶予期間が過ぎ、返済が本格化する中、
大幅な円安や燃料費・原材料費の高騰が重なり、
倒産に追い込まれる企業が増えている。

 

いろいろ見て回っても
明るい未来を思い描けるような経済ニュースはナシ。

 

そんな不安な未来だから
って貯金したとしても
インフレが進めば
その価値は半分にも
1/4にも、究極的にはゼロにも
なりかねない。
だからと言って
投資しても世界同時不況が訪れれば
資産価値は下がるだけだし。

 

だからと言って
絶望するのでもなく
不確定な未来を憂うのではなく
今の幸せをしっかりと
握りしめていくことしかできない。

 

そして
どんな状況でもご飯は食べていけるように
田舎に住んで
農家の知り合い作っておくことかな。

 

 

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