私達、人は
「犬」と「猫」を簡単に見分けることができます。
ではどうやって見分けているでしょう?
「耳の形?」
「目の形?」
「これまでずっと見てきたから?」
でも、
いろんな耳や目の形の犬や猫もいて
見たこともないような犬や猫だって
パッと見て
犬か猫か見分けることができます。
人間は
「パッと見る」ことができます。
しかし、AIはパッと見ることができません。
デジタルは0、1で表現されています。
その膨大な0、1データの中から
犬の特徴、猫の特徴を
見いださなければなりません。
2000年までAIに
犬と猫を見分けさせるのは不可能と言われてきました。
しかし、郵便番号を認識する技術の開発に成功し
現在の画像認識が可能になりました。
例えば
トイプードルとフライドチキンの画像を
膨大に読み込ませていきます。
すると、トイプードルと
フライドチキンをうまく分けられる
「線」が見つかります。
そこに意味は考えません。
正しさも保証しません。
でも、結構正しい。
これがAIです。
数学は、論理、確率、統計の3つからできていて
AIは確率と統計を使ったもの。
AIはたくさんのデータを持っていて
そこから
なんとなく答えが出せる。
これがAIです。
AIは読まないで答えを出します。
キーワードに重みをつけて
検索します。
東ロボくんは
東大の2次試験を想定した論述式の模試では、
理系数学の偏差値が76.2と好成績をあげるようになりました。
東大の2次試験では
600語の小論文を書く必要があります。
『17世紀の東アジアと東南アジアにおける
海上貿易の盛衰について600語で述べよ・・・』
東ロボくんには手がないので
記述することができません。
そこで、DENSOが
東ロボくんの導き出した答えを
書くというロボットを開発しました。
上記問題については
検索した結果を
歴史順に並べて
書いてみたという程度です。
それでも偏差値は52となりました。
【ロボットは東大に入れるか】東ロボ手くん報告会 / DENSO Robot "Torobo-te-kun" Debuts!
ゴーシ先生のonline salon ←クリック
この記事に、いいね!
と思った方は是非、読者登録を↓