食育研究家。九州大学講師/糸島市行政区長/1973年、大分県生まれ。農学博士。/年間の講演回数は100回を超え、大人向け学びの場である「大人塾」「ママ塾」「mamalink塾」等も主宰/主な著書に『いのちをいただく』『すごい弁当力!』『食卓の力』など、いずれもベストセラー/新聞掲載、テレビ・ラジオ出演も多数


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新井紀子先生、講演記録⑤-AIに常識は教えられない-

最も躓いたのが英語です。

AIに文法を教えようとしても
ことごとく失敗してきました。

そこで
全く別な解答方法をとらせることにしました。

 

例えば、以下のような
並べ替え問題。

f:id:kab-log:20190930231217j:plain

ちなみに正解は
complex to solve for me with

 

6単語の並べ替えですから
6×5×4×3×2×1=720

 

と720の解答パターンができます。

その上で、AIに150億の英文を
ディープラーニングさせたうえで
検索させ
最も当てはまりがいいものを答えとするわけです。

f:id:kab-log:20190930231723j:plain

 

問題は
長文問題や会話問題。

英語のテストでAIがする
典型的な間違いの例です。

 

2人の会話の穴埋め問題です。

f:id:kab-log:20190930233148j:plain

 

日本語に訳すとこんな感じ。

 

A君:本屋はもうすぐだよ。あと少し歩くだけ。

B君:待って、( ___ )。

A君:ありがとう、いつもなんだ。

B君:5分前にも靴、結んでたよね?

A君:うん。でも、こんどはもっとしっかりと結ぶよ。

 

さぁ、(___)に当てはまるのは何でしょう?

 

【選択肢】
①だいぶ歩いたね。
②もうすぐだね。
③高そうな靴だね。
④靴紐がほどけてるよ。

 

当然、正解は④。

 

でも、AIは②を選んだのです。

 

なぜか。

 

AIは、
人は歩くときに靴を履いているということ
を知りません。
その靴には紐靴があるということ
を知りません。
その紐はたまにほどけるということ
を知りません。
靴紐がほどけたら、また結ばなければならないということ
を知りません。

 

つまり、AIには常識がありません。

常識はウィキペディアに書いていないので
検索できないのです。

 

AIに常識を教えようとして
ことごとく失敗しました。

 

AIは
「人が、寝てるときには
 立ってない」
ということさえわかっていない。

 

AIはそんなものです。

でも、子どもたちが
AI読み、AI解きしていたら
AIには絶対にかなわないでしょう。

 

で、②を読み直しましょう。

www.goshisato1973.info

 

 

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