食育研究家。九州大学講師/糸島市行政区長/1973年、大分県生まれ。農学博士。/年間の講演回数は100回を超え、大人向け学びの場である「大人塾」「ママ塾」「mamalink塾」等も主宰/主な著書に『いのちをいただく』『すごい弁当力!』『食卓の力』など、いずれもベストセラー/新聞掲載、テレビ・ラジオ出演も多数


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定時制高校の可能性

11/1(木)の夕刻は
佐賀県のある定時制高校で講演。

 

ゴーシ先生が(大分で)高校生の頃は
○○農業高校
○○工業高校
○○水産高校
○○定時制
というと
ビーバップハイスクール的な
不良の巣窟
みたいなイメージでした。

 

JRの中で目が合っただけで
ケンカが起きる、みたいな(笑)

 

実際にお伺いしてみると
挨拶もちゃんとしてるし
講演中も静かに話を聞いている。
みんな真面目でおとなしい。

 

なんか、時代が変わった(笑)。

 

時代が変わると言えば
以前は、
全日制、普通科に行けないから
定時制みたいな
学力ヒエラルキーの中での
選択イメージがあったと思いますが
これからは
そういうこともなくなるんじゃないかなぁ。

 

控室で
校長先生、教頭先生に
こんな話をしました。

 

むしろ
定時制通信制にこそ
可能性がある。

 

実際、
カドカワはN高等学校を創っているし
ホリエモンもゼロ高等学院を創っています。
こういう高校って
上述のヒエラルキーの中に
位置づけられていない。

 

むしろ
「おもしれーやつ、行動力あるやつ
 なんか突き詰めてるやつ
 これまでの社会で評価されない力をもってるやつ」集まれ!
みたいな。

 

経団連が就活ルールを廃止しました。
新卒一括採用がなくなっていくはずです。

これまでは、
大学に行くとは
大手企業に入るためのパスポート
を入手するためでした。

 

大学で専門知識・技術を身につけ
それを活かして
なんてことができているのは
超専門職のごくごくわずかでしょう。

 

その専門職でさえ
大学で身につけた
専門知識・技術なんてのは
社会ではほとんど通用しないはずです。

 

その大企業へのパスポートを入手するために
「大卒」が必要であり
そのためにいい高校、進学校に行き
社会に出てもほとんどの人が使うことのない
微分積分ベンゼン環に頭を悩ませ…

しかし、就活ルールがなくなれば
そういう、進学校→大学→大企業
というライフコースがなくなるわけです。

 

さらにAI、ロボットが発達すれば
大卒のホワイトカラーの仕事は
どんどんとAIに置き換えられて行くでしょう。

 

とすれば
人間にしかできない仕事、その力を
いかに身につけるかが大事となります。

 

職人技、手に職をつける
のもその一つでしょう。

 

そのためには
1万時間の法則で
いかに早く始めるかが
重要になります。

 

とすれば
定時制高校と言うのは
すごく可能性があります。


私が、その高校の生徒なら
朝一番に
知り合いの農家さんのところに手伝い(アルバイト)に行き
14:00まで働き、休憩して
16:00登校で、
定時制高校で基礎学力は身につけます。

土日は
その農園の農産物を
イベントで売りまくる。

 

高校の文化祭でも
売りまくる。

 

ネット直売サイトも
高校時代に立ち上げちゃう。

定時制高校は4年なので)
4年間、その働いたお金は貯めておきます。

 

で、そのお金と
新規就農のための補助金等を活用して
新規就農する。

 

別に、それは大工さんでもいいし
植木職人でもいいし
そば打ち職人でもいいです。

AIに奪われない
人間にしかできない
amazonが侵出してこない
地域に根差した仕事をやります。

 

そうそう。
「グローバル人材、グローバル人材」
なんてことを
盛んに言っている人、学校がありますが
そういう人は
まず、この本を読んだほうがいいです。 

amazon 世界最先端の戦略がわかる

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私は、↑こういう社会で
活躍できる自信はありません。

だから、逆張り
どローカルに生きます。

 

とすれば
中途半端な
進学校→大学→大企業
よりも
定時制高校とかのほうが
可能性があるのかもしれません。

1万時間に
いち早く取り掛かれることは間違いありません。

 

で、それだけの
ビジョンと戦略性をもちながら
人生を歩んでいけば
「地域ビジョンの策定委員会」
に呼ばれたり
「講演依頼」
とかもくるはず(笑)

 

グローバルが世界が覆ったって
生きているのは
所詮ローカルなのだから。

 

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