食育研究家。九州大学講師/1973年、大分県生まれ。農学博士。/年間の講演回数は100回を超え、大人向け学びの場である「大人塾」「ママ塾」「mamalink塾」等も主宰/主な著書に『いのちをいただく』『すごい弁当力!』『食卓の力』など、いずれもベストセラー/新聞掲載、テレビ・ラジオ出演も多数


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要望書や署名を市に提出したくらいでは有害鳥獣の数は減らない

昨日(5/29)の区長会では
サル被害に関して
ある校区から、市への要望書及び著名の提出が
話題となった。

 

サルは捕獲するのが難しい。

大入に、はぐれ猿が出没した際
わが家の庭にサル罠(箱罠)を設置したけど
半年設置して捕まったのが
タヌキ1匹。

www.goshisato1973.info

 

いや、そもそも
イノシシやシカと
獣害を総合的に考える必要があるのではないか。

 

tracksの江口君によれば
猟師の減少、高齢化が根本問題とのこと。

 

まず、有害鳥獣を捕る人を増やさなければ。
捕る量を増やさなければ。

その際
「困っている人がやるべき」
という。

つまり、わな猟免許を取得する農家さんを増やす。
免許の取得には、
申請手数料と狩猟税を合わせて、約10,000円程度必要なので
これを補助する。

 

そして箱罠などについても補助する。
膨大な量のイノシシ除けフェンスを
配布しているくらいなのだから。

 

次に捕った有害鳥獣をどうするか。
方法は3つ。
①自家消費
②tracksなどのジビエ業者に持ち込む
③巨大堆肥舎がある農家さんに持ち込んでたい肥にする

こうした情報を提供し
ルートをちゃんと作る。

 

また、人間の居住エリアと
有害鳥獣の生息エリアが近いと
被害が起きやすいし、拡大しやすい。

 

だから、緩衝帯を設けることは大事で
大入もモデル地区としてやろうとしたけど
・地権者の合意
・事業後の自立的な管理
がハードルになって断念。

こういう問題も解決する必要がある。

 

要望書や署名を市に提出したくらいでは
有害鳥獣の数は減らない。

糸島市は、まだギリギリ
「耐えている方」だという。
手遅れになる前に
具体的対策を講じた方がいい。

 

 

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