昨日は、佐賀大人塾。
約40名の方のご参加いただき大盛り上がり。
さらに盛り上がったのが
佐賀大人塾実行委員での
夕食を兼ねた反省会。
その場で
こんな話をしました。
「親が不勉強だと子どもが苦労する」
真意はこうです。
例えれば、親が子に
「タクシー運転手はいい仕事だぞ」
とアドバイスするとします。
仕事に貴賤はありません。
しかし、自動運転が実用化されれば
タクシー運転手という仕事は
無くなる可能性が高いです。
そのアドバイスを真に受けて
子どもがその道に進もうと
努力したら、その時間とお金と労力は
無駄になる可能性が高いです。
では、同じように
教師という仕事はどうでしょう?
薬剤師という仕事はどうでしょう?
弁護士という仕事はどうでしょう?
今は、安定的な仕事と位置付けられていますが
私個人としては
その仕事の要諦は
AIにとって代わられると思っています。
では、同じように
「とりあえず、大学には行っておけ」
私個人としては
4年間、1000万円を投資する価値はなくなる
と思っています。
2045年。
どんな社会になるのか。
AI、シンギュラリティ、ベーシックインカム、等々。
これからの社会がどうなり
その社会で生き抜くために
活躍するために
どんな力を身につければいいのか。
親、教師がそんな勉強も何もせず
20世紀、成長社会の価値観で
「○○は安定している」
「とりあえず大学」
なんてアドバイスしていると
子どもが苦労する
なんて話をしていたところ…
飛鳥工房の美紀さんが…
「勉強しないでアドバイスする親もどうかと思うけど
勉強してアドバイスする親もどうかと思うよ。
所詮、子どもの人生でしょ。
失敗しても自分で責任のとればいいだけでしょ。
それが人生でしょ」
!!!!
何も反論できませんでした。
そっか~
世の中に自動運転のタクシーが普及しても
「絶対に人に運転してほしい」
みたいなニーズはあるだろうし
そのニーズを掘り起こすために
AIやロボットにはできない
タクシードライバーに
なればいいもんね。