食育研究家。九州大学講師/糸島市行政区長/1973年、大分県生まれ。農学博士。/年間の講演回数は100回を超え、大人向け学びの場である「大人塾」「ママ塾」「mamalink塾」等も主宰/主な著書に『いのちをいただく』『すごい弁当力!』『食卓の力』など、いずれもベストセラー/新聞掲載、テレビ・ラジオ出演も多数


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『AI失業』

 

読みながら考えたこと
大きく2つ。

 

一つは、
これからのAI社会がどうなっていくか
どんな人材や能力が必要か
子育ての中心を担っているママが
知っておくべき内容だろうけど
絶対にこんな本は
ママは読まないし
そもそも手にとらない。

そういう意味では
新刊『笑顔のママに-これからの社会の子育て論-』
の後半では、上記内容もしっかりと書いている。

新刊のコンセプトは
アリだと改めて思った。

 

2つ目。
後半は、読み飛ばしてしまった。
急に興味が失せた。

というのはこの本は
AIに詳しい大学研究者が書いた本で
AIについてミクロ的、マクロ的に書いている。

読者がAI専門家なら
最後まで面白く読めるだろうが
一般読者は
「なぜ日本のAI開発が遅れたか」
とかどうでもいい。

自分の仕事の将来
子どもの将来
が気になってこの本を手に取るはずだ。

はっきり言って
プロダクトアウト型で
ペルソナ(ターゲット)がはっきりしていない。

 

いろんな意味で勉強になった。

 

以下、目次。

 

第 1章生成AIは仕事のあり方をどう変えるのか?
1.生成AIがもたらす 「アイディア即プロダクト」の経済
 ・生成AIが切り開いた新たな世界
 ・DIYテクノロジーとなった人工知能
 ・「アイディア即プロダクト」
 ・クリエイターはますます食っていけなくなる
2.シンギュラリティはいつ到来するのか?
 ・汎用人工知能
 ・アシスタントAIとバーチャルヒューマン
 ・シンギュラリティとは?
3.今の人工知能に欠けているもの
 ・人工知能は、言葉の意味を理解しているか?
 ・意志
 ・体験
 ・価値判断
4. クリエイティヴィティ・マネージメント・ホスピタリティ
— 残りやすい仕事の特徴
 ・生成AIにクリエイターは淘汰され、いなくなるのか?
 ・クリエイティヴィティ
 ・マネージメント
 ・ホスピタリティ・
5.AI時代に求められる人材
 ・アイディアを発想する人
 ・問題発見・問題解決能力を持った人
 ・ヴィジョン・ビジネスモデル・ブランディング
 ・AIソリューションブランナーとは? |

第2章 人工知能は私たちの仕事を奪うのか?
1.AI失業は本当に起きるのか?
 ・歴史上繰り返し起きた技術的失業
 ・「AI失業は大した問題にはならない」という誤解
 ・技術的失業は労働移動によって解決されてきた
 ・サービス業で起きた技術的失業はどのように解決されるのか?
2.生成AIは各職業にどのような影響を及ぼすか?
 ・生成AIはどの程度雇用を減らすか?
 ・すでに人工知能による代替が始まっているモデルの仕事
 ・事務職の雇用はますます減らされる
 ・専門職も人工知能に脅かされる未来
 ・大学教員は人工知能で代替可能か?
 ・プログラマーも生成AIに代替される
 ・営業は残りやすい職業
 ・販売員は生成AIに代替可能か?
3.生成AIと労働市場のミスマッチ
 ・なぜブルーカラーよりもホワイトカラーの方が先に危機に陥るのか?
 ・労働市場におけるミスマッチが拡大する

第3章 人工知能が引き起こす新たな産業革命
1.人工知能の歴史的な進歩と産業革命
 ・人工知能が産業のあり方を変えるようになるまで
 ・第四次産業革命とはAI革命のことである
 ・工業革命と情報革命—経済法則は大きく変わった
 ・第三次産業革命と第四次産業革命の違い
2.人工知能によって進む生産活動のスマート化
 ・「デジタル化脱物質化」の対象となる産業とは?
 ・スマート農業
 ・完全無人化へ向かう物流
 ・建設も完全無人化へ向かっている A1カメラが小売を変える
3.メタバースとスマート社会
 ・脱物質化の極限がメタバース
 ・自動化の極限がスマート社会
 ・スマート社会で中核的な役割を果たす 「サイバー・フィジカル・システム」
 ・未来の世界はメタバースと スマート社会に分岐する

第4章 人工知能は日本経済をどう変えるか?
1.国の繁栄と人工知能
 ・AIを制する者は世界を制する
 ・経済における縦軸と横軸
2.日本はなぜAI後進国に陥ったか?
 ・日本はAI後進国
 ・1980年代のAIプロジェクト「第五世代コンピュータ
 ・デフレマインドに陥った日本
 ・膨らむデジタル赤字
3.日本をAI先進国にするにはどうしたらよいか?
 ・生成AIの利用は盛んな日本
 ・GPUなどを買う資金力が足りない!
 ・日本の半導体産業の凋落
 ・政府は2000億円くらいの予算を出すべきだ
4.高圧経済論と人工知能が日本経済を救う
 ・高圧経済論とはなにか?
 ・人工知能が世代間ウォーを解消する

第5章 人工知能と人間は共生可能か?
1.人工知能が引き起こす社会問題とは?
 ・人工知能の開発停止は中国を有利にする
 ・ディープフェイクが社会を混乱させる
 ・著作権の問題はそれほど人間と変わらない
 ・「仕事」と「人間の誇り」が失われるのが最大の問題
2.私たちは本当に思考しているのか?
 ・チューリングテストー 機械の知性を試すテスト
 ・人間の証明は困難になりつつある
 ・言葉の自動機械と「紋切型辞典
3.人間の創造性と人工知能
 ・人間の人工知能に対する優位性
 ・あらゆる芸術は取り尽くされる
4.私たちはAI時代にどう生きるべきか?
 ・部族ごっこは続く
 ・脱労働社会に向けて
 ・なぜ人は生きているだけで尊重されるべきなのか?

 

 

 

 

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