11/6(日)の午後は
飯塚市で栄養士を対象にした講演。
ゴーシ先生らしく、挑戦的に
「栄養士が栄養学を考え、語るのは当然。
栄養学以外のことを考え、
語れる栄養士になりましょう」
と切り出しました。
証明しましょう。
ある学校で
給食の残食がひどいとします。
あなたはその学校の栄養士です。
さて、あなたはどうやって改善を図りますか?
最前列に座っていた方に訊くと
「まず、嗜好調査をします」
なるほど。
では、子どもたちが
「ピーマンとナスが嫌い」
と答えたら
それは給食に出さなくするのですか?
「…」
これが栄養学的思考方法です。
私がその学校の栄養士なら
中休みに
思いっきり運動場を走らせ
おなかをペコペコにします。
さらに。
これがある女子大生の1日の食生活です。
気になることはありますか?
「グミサプリをよく食べてます」
そうですね。
では、栄養学的に考えて
このグミサプリを摂取している食生活を
どのように評価しますか?
「…」
そうなんです。
栄養学的に考えれば
サプリによって
バランスよく
しかも微量栄養素も
摂取できているかもしれません。
でも、常識的に考えて
なんかおかしい。
現代社会は
栄養は十分に取れます。
カロリーもサプリも溢れています。
だから、
栄養士は栄養学以外のことも考え、
語れなくてはなりません