今日は、母校に錦を飾るべく
福岡教育大学での講義。
この講義は
一部学生の間で伝説になっているようで
今日は
「もぐり」の学生も
「立ち見」の学生もいました(笑)。
最初に私語を注意をしました。
私語をしたいなら教室を出て
思いっきり話していい。
出欠はICリーダーで
既にとっているから
教室を出て行っても出席扱いになるよ
そうしたら、教室が静まり返りました。
みんな素直。
そうしていたら、遅れてきた女子学生が
教室に入り、着席して
隣のお友達に私語を始めたのです。
本気で説教しました。
あなたは将来、教員になりたい?
もし、授業中に子どもが私語してたらどうする?
ちゃんと注意するでしょう。
子どもに注意することを
あなたはし続けているんですよ。
机の上のペットボトルもそう。
子どもが机の上にペットボトルを出していたら
ちゃんと注意するでしょう。
子どもに注意することを
みんなやってるんですよ
みんなペットボトルをしまいました。
みんな素直。
私は、私のために言ってるんじゃないです。
私のためだったら
淡々と90分話して
さっさと帰ればいい。
説教して嫌われることもない。
こうやって注意しているのは
みなさんの人生のためです。
子どもたちが、みなさんの背中を見て
『あんな大人になりたい』
って憧れる、
そんな行動しなければならないし
言葉を発しなければなりません。
大学の他の先生は
何も注意しないかもしれませんが
私は、みなさんの人生のために
注意しているのです
みんな背筋が伸びました。
みんな素直。
その後、
一人一人の質問に
全力で答えるという
対話型で講義しました。
「今までの授業で一番面白かった」
と感想を言ってくれる学生もいました。
しかし、最高の感動は
最後に待っていました。
パソコンの片づけをしている
私のところに
一人の男子学生が近づいてきました。
先生、僕、高校の時に
『自炊男子』を読んだんです。
すごく感動しました。
で、福岡教育大学に入ることができて
『お~、自炊男子に書かれている定年坂や!』
とか感動して。
で、主人公のイケベ君が受講している
『ボランティア実践入門』が本当にあったから
受講していたら、今日、本当に先生が来て!
もう、ものすごく感動しています!
授業後に先生に話しかけるのも
自炊男子そのまんまです。
主人公になった気分です!!
って私のほうが超感動してんですけど!!!