食育研究家。九州大学講師/1973年、大分県生まれ。農学博士。/年間の講演回数は100回を超え、大人向け学びの場である「大人塾」「ママ塾」「mamalink塾」等も主宰/主な著書に『いのちをいただく』『すごい弁当力!』『食卓の力』など、いずれもベストセラー/新聞掲載、テレビ・ラジオ出演も多数


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異学年交流による「手本の教育的効果」

昨日(8/1)の
福吉幼稚園・保育園と福吉中学校の交流事業は
中学校の学芸ボランティア部が担った。

 

この事業が決まって
それほど日数はなかったのだが
中学生は連日、午前中、中学校に集まり
・紙芝居を作り
・紙芝居の練習をし
・背景装飾の方法を考え
・背景装飾の材料をそろえ
三線の練習
等々を行ってきた。

 

 

幼稚園生を喜ばせようと
必死に努力する姿がけなげでかわいい。

 

それもそのはず、
みんな福吉幼稚園・保育園の卒業生だ。
園にも先生方にもお世話になっているし
思い入れがある。

 

それはそうと
とらじろうも学芸ボランティア部なので
この場にいた。

 

 

見てると
率先して作業を行ったり
リーダーシップを発揮している。

でも、
末っ子で小さい子と遊んだ経験が乏しいためか
小さい子にやさしく声をかけて…
という姿があまり見られない。

一方で
女子中学生は
献身的に小さい子を見守り声をかけ…
ということが普通にできている。

 

 

当然、性差もあると思う。
例えば、
男の子の赤ちゃんは動くもの(自動車のおもちゃとか)が好きで
女の子の赤ちゃんは人の顔をしたもの(人形とか)が好き
と言われている。
ジェンダーと言われようが
500万年の歴史の中で
そう進化してきたのだ。

視覚にしても
男の子は、視野が狭く、遠くまで見通せ、
動くものを観るのが得意。
女の子は、視野が広く、止まったものを観るのが得意で
色の差に関しても繊細。
男性は、動物を狩りに行き
女性は、赤ちゃんを抱っこして国玉斧や木の実を採取してきた
という歴史の結果の進化だ。

 

いずれにせよ
中学生にとって小さい子と触れ合うという経験は
非常に大事だと思う。
中学生としてどうあるべきか
やさしく、強く、しっかりとリードして…
小さい子を喜ばすためにはどうしたらよいか…
考えて、行動する。

一方、
幼稚園・保育園児は
「あんなおにいちゃん、おねえちゃんになりたい」
「自分が中学生になったときには、
 この園で、小さい子を楽しませたい」
と思うだろう。

これが「手本の教育的効果だ」。

 

最後の振り返りでは
「保育園の先生になろうかな」
という女子生徒もいた。

 

それくらいの効果があることなのだ。

 

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