食育研究家。九州大学講師/1973年、大分県生まれ。農学博士。/年間の講演回数は100回を超え、大人向け学びの場である「大人塾」「ママ塾」「mamalink塾」等も主宰/主な著書に『いのちをいただく』『すごい弁当力!』『食卓の力』など、いずれもベストセラー/新聞掲載、テレビ・ラジオ出演も多数


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子ども向けに書いた本だけど、真理だな。

昔書いた本の一説。

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「中学に行って、友達ができなかったらどうしよう…」
一般的には、
友達はいっぱいいたほうがいいのかもしれません。

友達100人できるかな
という歌があるくらいですから。

 

私にはたくさん友達がいると思いますか?

 

残念ながら、今、私には友達はいません。
一人もいません。
小学生の時、中学生の時、高校生の時、大学生の時、
確かに友達はいました。
多分、いっぱいいたと思います。
だけど、今は、友達ではありません。
連絡も取っていないし、
会って話したり、
お酒を飲みにいったりもしません。
友達というより、
単なる知り合いです。

 

私の経験から一つ言えるのは、
今の友達は、
永遠の友達ではないということです。

私には友達はいません、
と書きましたが仲間はいます。

じゃぁ、友達と仲間の差ってなんでしょう?

漫画「ワンピース」を思い出してください。
船長であるルフィ。
同じゴーイング・メリー号に乗る
ゾロ、サンジ、ナミ、チョッパー、ウソップ…
彼らは友達でしょうか、
仲間でしょうか。

彼らは友達ではなく仲間です。

私が考える友達と仲間の差。
それは「ピンチの時にも側にいてくれるか、どうか」です。

ルフィーたちは、
仲間がピンチの時に、
自分の命を懸けてでも助けに行きます。

単なる友達なら、
命を懸けるような危険は冒せません。

学校でもよくあります。
クラスで人気者の時は、
たくさん友達が集まってきます。
でも、その半年後に、
いじめられるようになったら、
友達はさーっといなくなるでしょう。

そんな時にも、
側にいてくれるのが仲間なのです。

ピンチの時、
一番辛い時に側にいてくれないような友達なら、
私はいらないと思っています。
ピンチの時、一番辛い時にも、
側にいてくれて、
信じてくれるような仲間をいかに作るかなのです。

では、ルフィは、
なぜあんなにステキな仲間が作れたのか。

ルフィが強いからではありません。
ルフィの強さに惚れこんで、
ルフィの仲間になったのであれば、
ルフィより強い敵が現れた時に、
その敵に寝返るでしょう。

決して、命がけで、
一緒に戦ったりはしないはずです。

みんなルフィの明るさ、
優しさ、前向きさ、
といった人間性に惚れこんだのだと思います。
なにより、ルフィ自体が、
仲間のために命をかけることのできる人間だからです。

清水の次郎長って知ってますか?

幕末、明治維新にわたり、
その暴れん坊ぶりで全国に名前を轟かせた世紀の大親分。
ある人が、清水次郎長
「お前の為に命をかける子分は何人いるか?」
と尋ねました。
次郎長は
「1人もいません。しかし、私はいつでも子分の為に命をかけます」
と答えたといいます。
だからこそ、次郎長には1000人もの子分ができたのです。

しかもその子分衆も、
それぞれの地域を代表するような
大人物ばかりだったそうです。

100人の友達なんて必要ありません。
大切なのは仲間です。
そしてそんな仲間は、
100人もいらないのです。
100人もできるはずがないのです。

お互いの命をかけれるとは言わないまでも、
ピンチの時にも側にいてくれる仲間が、
たった数人でもできたのだとしたら、
それはとても素敵な人生だと思います。

 

 

 

 

 

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