作家。食育研究家。九州大学大学院農学研究院助教/1973年、大分県生まれ。農学博士。/年間の講演回数は100回を超え、大人向け学びの場である「大人塾」「ママ塾」「mamalink塾」等も主宰/主な著書に『いのちをいただく』『すごい弁当力!』『食卓の力』など、いずれもベストセラー/新聞掲載、テレビ・ラジオ出演も多数


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「おしどり夫婦」論

オシドリ夫婦とは、
仲睦まじい夫婦のことを指します。


しかし、オシドリは抱卵や子育てすら
ペアで行うわけではありません。

 

「おしどり夫婦」の由来は、
中国の故事「鴛鴦(エンオウ)の契り」。

 

中国の宋の王が、
ある家来の美しい妻を奪い取り、
その家来は自殺しました。
それを知った妻も、
夫と同じ墓に入れてほしいと遺言を残して自殺。
ところが、王はわざと二人の墓を
別々に隣り合わせに作りました。
そうすると、それぞれの墓から木が生え、
枝や根が絡み合うほどに成長しました。
そこにオシドリのつがいが巣を作り、
寄り添って鳴き続けました。

「おしどり夫婦」とは、
オシドリが樹上営巣性であることが
ポイントであると考えられます。

 

一夫一婦制の代表的な鳥は皇帝ペンギン
メスの皇帝ペンギンは、卵を産んで2カ月で、
エサを取りに海へ戻ります。
代わりに雄の皇帝ペンギンが、
なにも食べないまま、
厳しい冬に集まり合って卵を温め、
その間に体重はガタ落ち。
一夫一婦制の鳥はこうした生態です。



一般的に、
鳥は一夫一婦制である比率が高く、
その割合は哺乳動物になると3~5%にすぎません。

 

しかし、DNA親子鑑定を行うと
鳥の子どもの約4割が浮気の子だったという調査結果もあります。
(別の調査では11%)
つまり、一緒に子育てをしていたイクメンのオスは、
浮気相手の子を一生懸命育てていたことになります。

 

加えて、ここでいう一夫一婦制とは、
ひとつの繁殖期間中のみを指しています。
それは1年限りであり、
次の季節がめぐってくれば別の相手を見つけます。

 

これが現実。

 

ということで
正確に表現するなら
おしどり夫婦より
プレーリーハタネズミ夫婦。

 

プレーリーハタネズミ (学名 Microtus ochrogaster)は、
「一夫一婦」を保持し続 ける生物として有名です。

プレーリーハタネズミは、オスとメスが結ばれると、
24時間あたり15回から30回の頻度で交尾をくりかえし、
その後も互いにぴったり寄り添い、
毛繕いするようになります。

オスは夫婦関係ができる以前は穏やかな性質ですが、
特定のメスと結ばれた後、
そのメス以外のプレーリーハタネズミを見つけると、
オス、メスを問わず激しく攻撃するようになり ます。

彼らはいったん「つがい」ができると、
終生そのパートナー と添い遂げます。
人為的にオスとメスを引き離し、
他の異性を与えても、
新たなカップルはなかなかうまくいかないこともわかっています。

さらにはパートナーが死去した後、
他の異性か ら求婚されても、
それを攻撃して退けるほどです。

人間では結婚後数年経つと
夫婦関係が冷め切るのは珍しくありませんが、
プレーリーハタネズミの夫婦関係は、
ずっと冷めずに続くわけです。



俺は、絶対にイヤだ!

 

 

 

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