食育研究家。九州大学講師/糸島市行政区長/1973年、大分県生まれ。農学博士。/年間の講演回数は100回を超え、大人向け学びの場である「大人塾」「ママ塾」「mamalink塾」等も主宰/主な著書に『いのちをいただく』『すごい弁当力!』『食卓の力』など、いずれもベストセラー/新聞掲載、テレビ・ラジオ出演も多数


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京都での講演

今日は京都のある高校で講演。

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移動時間8時間
講演時間1時間
はさすがに疲れました。

 

 

今日の講演はちょっと珍しくて
対象は高校生なのですが
交通費や謝金に出所は
地域の経営者等が会員である
○○○○クラブ(〇の数は関係ありません)。

 

講演の冒頭、
高校生にこんなお話をしました。

 

今日は、朝、7:30に子どもを幼稚園に送り
高速で博多駅まで行き
そこから新幹線で京都へ。
で、今ここにいます。
当然ですけど
新幹線に乗ろうと思えばお金がかかります。
数万円です。

 

当然ですけど
私も講演するにあたって
謝金を頂きます。

 

今日は、それを誰が出してくれているかというと
後ろに座っている
かっこいいおっちゃん達です。
一所懸命働いて稼いだお金の集まりです。

 

この交通費、謝金。

 

おっちゃん達は
飲み屋に行って楽しく飲み食いしてもいいんです。

 

でも、それをせずに
ゴーシ先生の話を高校生に聞かせちゃろう
と思って、私を呼んでくれたんです。

 

なぜなら
君たち一人一人が希望だからです。

 

君たち一人一人が
今日をきっかけに
充実したキラキラと輝く人生を送れば
この学校が変わります。
この市が変わります。
京都が変わります。
日本が変わります。

 

皆さんにはその力があります。

 

おいちゃんたちは
その力を信じて
このお金は、自分の飲み食いよりも
高校生のために使おうって
思ってくれたんです。

 

かっこいいでしょ?

 

みんなも、
充実したキラキラと輝く人生を送り
地域を、社会を創り
そして、そんなかっこいい大人になりなさい。

 

アドリブで話したのですが
自分でも結構いい話した(笑)
ペイフォワード的な。

 

話しながら
この方式が広がればいいなと思いました。

 

学校はお金がないので
遠くの有名講師は呼んでこれない。
そこで、
○○○○クラブがお金を負担し
地域の高校生、中学生に
一流講師の話を聞かせる。

 

これが広がれば
日本、変わるかも。
未来、変わるかも。

 

 

でも、今日はダメでした。

私語が多かったです。
居眠りが多かったです。

 

 

普段なら
「眠たくなるのは
 話が面白くない、俺の責任だよね。
 みんなが眠くならないように
 全力で話すから」
何て言えば
たいてい起きてるのですが
今日は30%くらい寝てました。

 

質問したり
手を挙げさせたり
参加を作ったけど
結局、30%くらい寝てました。

 

話している立場からすれば
30%寝てるって、結構キツイです。
それに60分、話し続けるって
相当キツイです。

 

 

帰りの新幹線でいろいろ考えました。

 

私自身の講演の内容や熱量は
いつもどおり
もしくはそれ以上だったと思います。

だけどこの結果。

 

 

正直に言えば
生徒の質によるところが大きいです。

 

 

だけど、
やんちゃな学校だけど
集中してめっちゃ盛り上がることもあります。

 

 

www.goshisato1973.info

その場合って
先生が本気なんです。
「ウチの子どもたちに
 ゴーシ先生の話を聞かせたい」って。

 

 

もしかしたら
今日は「人のお金」だから
先生たちの本気度が
足りなかったのかもしれません。

 

 

 

難しいところです。