食育研究家。九州大学講師/糸島市行政区長/1973年、大分県生まれ。農学博士。/年間の講演回数は100回を超え、大人向け学びの場である「大人塾」「ママ塾」「mamalink塾」等も主宰/主な著書に『いのちをいただく』『すごい弁当力!』『食卓の力』など、いずれもベストセラー/新聞掲載、テレビ・ラジオ出演も多数


official web: http://goshisato1973.com/


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私が「アンケート」が嫌いな理由

2016年度
私が総合プロデューサーを務める
一般社団法人ライフクリエーション協会は
福岡県大木町から事業受託し
1年間、
「ライフデザインセミナー」「出会いイベント」等を
実施してきました。

そして、3/26の
「大木町 出会いのイチゴ収穫&スイーツづくり」
で予定されていたすべての実施業務が終了しました。

カップリング率も驚異の75%と
素晴らしい成果をあげることができました。

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さて。

 

普段、私がプロデュースするイベントでは
ほとんどアンケートを実施しません。
なぜなら、BESTを尽くしているので
改善の余地がないからです。

しかも
いろんな声をききすぎると
「足し算」になってしまい
結局、軸がぶれたり
何をしたいのかが
わからなくなってしまいます。

デザインもブランディング
なんでも「引き算」が大事。

ユーザー視点は大事ですが
ユーザーの声を聴きすぎるのではなく
自分がユーザーなら
「どういうのがいいか」
と考えることが大事だと思っています。


また、依頼されてお伺いする講演では
主催者がアンケートを実施してくれることはあり
それをまとめて私に送ってくれることもあります。

当然ですが
そのアンケート結果は
超好意的です。

だって、講演を聞きに来てくれる人たちは
基本的にゴーシ先生ファンですから(笑)。


しかし。

こういう「出会いイベント」に参加する未婚者は
違います。

別な目的をもってやってきます。

で、アンケートを実施すると
「改善点をご自由にご記入ください」
の欄にジャンジャン、コメントが書き込まれます。

例えばこんな感じ。

  • もう少し話ができる機会があったらいい。
  • 男性のアンケートが無かった。
  • もう少しマッチングをしっかりして欲しい。
  • セミナーの時間が長くて、もう少し女の子と話したかった。
  • 自己PRだけでいい。
  • 一人ひとりの人と対面で話したほうがいい。
  • 名札が見えにくかった。
  • フリータイムが欲しい。
  • 出会いは年齢ではないのはわかるけど、○代、○代位は知れたらよかった。
  • 積極的に行動を!といわれましたが、2.3.人気になう人がいる場合、グループわけがあると全員と話せない。
  • 食事のときに気になる人がいてもすでにマッチングシートに記入しているので難しいです。
  • 料理の手順などはじめに説明して欲しかった。何をどうするかわからなかったので、、、。
  • カップリングのやり方が不透明でよくわからなかった。
  • 最後の歓談のときは男女で席かえをしたらよかったと思います。
  • 料理の仕方や段取りがバラバラだった。

 

主催者として
不行き届き、不手際があったことは
認めますし、お詫びしますし
改善しなければなりません。

 

だけど、
私が参加者ならどうするか。

 

アンケートに改善点なんか書かず
(書く時間、エネルギーがもったいない)
主催者の人に
「ありがとうございました。とっても楽しかったです!」
と直接伝えて、仲良くなります。

もし、改善点、不満があるなら
次から参加しない、
ただ、それだけです。

 

出会いイベントには
みんな
異性とのいい関係を求めてやってきますが
そのためには
同性とのいい関係
主催者とのいい関係
も必要なはずです。

 

あくまでも私見です。
私ならどうするかです。