食育研究家。九州大学講師/糸島市行政区長/1973年、大分県生まれ。農学博士。/年間の講演回数は100回を超え、大人向け学びの場である「大人塾」「ママ塾」「mamalink塾」等も主宰/主な著書に『いのちをいただく』『すごい弁当力!』『食卓の力』など、いずれもベストセラー/新聞掲載、テレビ・ラジオ出演も多数


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親子のための本格食育体験

第4回 親子のための本格食育体験
『いのちをいただく』
終わりました。

 

すごく、ステキな時間でした。

 

まず、今日、捌く
鶏(アローカナ)を披露したら
子どもたちみんな
「かわいい、かわいい」
と可愛がり…

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挙句の果てには
抱っこして。

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ゴーシ先生、ちょっと焦る。

ここまで可愛がると
捌けないんじゃないか…
食べれないんじゃないか…

 

でも、今まで見てきたから
知っています。

 

子どもは
大人が思うより
しなやかで強い。

 

で、保護者に伝えます。

「これから、鶏を木に吊るし
 頚動脈を切って放血します。
 大人からすると
 いろんな感情がわきおこりますが
 子どもは大人が思う以上に
 しなやかで強い。
 基本的に子どもを信じて
 じっと見守りましょう。
 『この子はこれ以上、ムリ!』
 と思ったら、
 責任をもってケアしてあげてください。
 もう一度繰り返しますが
 子どもはしなやかで強いです」

 

で、鶏を木にぶら下げ
頚動脈を切って放血。

 

なんと、一人の子どもも
ちゃんとやりました。 

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他の子だって
誰も、「気持ちが悪い」
とか
「残酷」
「かわいそう」
とか言いませんでした。

むしろ、前のめり。

 

本当に、子どもはしなやかで強い。

 

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で、今日は
まるごといただこうと
放血した血も
ボウルに集め
湯煎して固め
頂きました。

(写真はないけど、美味しかった。
 あっさりしたレバーという感じ)

 

 

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さて、お湯につけ
羽をむしります。
子どもたち含め
全員でやります。

 

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バーナーで
表面を焼き…

 

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としていたら
おとちゃんが
「お腹が減った~」
と言い出し
「焼きリンゴつくろうか?」
「うん!おとちゃんが作る!」
と一人で作り
みんなに大好評。

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大人は同時並行で
ツガニ飯づくり。

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とらくんに米を研いでもらい
大人は、ツガニをさばき
羽釜に米、水、日本酒、醤油
そしてツガニを入れ
一気に炊き上げます。

(ゴーシ先生フル活動なので写真ないです)

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タープでは鶏の解体。

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その間、お腹をすかした子どもたちは
勝手に鶏皮を焼いて食べ始めました(笑)

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普段、ゴーシ先生のBBQは
豚の肩ロースや
アンガス牛のステーキや
ソーセージを準備します。

 

お腹いっぱい食べれるように
準備します。

 

しかし、今日は逆。

他の食材を準備しません。

化学調味料たっぷりの
ソーセージを食べた後に
硬い固い親鳥のもも肉なんか
食べれるわけ無いです。
美味しいと思わないです。

 

だから、お腹を減らしてもらう。

みんなお腹が減る。

 

そうしたら
子どもたちみんな
めっちゃ固い
手羽先やもも肉に
しゃぶりついてました。

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さっきまで
抱っこしていた鶏を
「美味しい」
と普通に食べています。

 

 

ゴーシ先生は
肉を焼きながら
レバー、ハツを煮付けたり
鶏ガラで濃厚スープを作ったり
夕飯用に
残り炭火で極上ハヤシライスを作っていたら
結局、みんなに食べられたり。
(おとちゃん、とらちゃんの夕食は
 素麺になりました)

 

喜んでいただけたと思います。

 

 

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本当に、子どもはしなやかで強いです。

 

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