食育研究家。九州大学講師/糸島市行政区長/1973年、大分県生まれ。農学博士。/年間の講演回数は100回を超え、大人向け学びの場である「大人塾」「ママ塾」「mamalink塾」等も主宰/主な著書に『いのちをいただく』『すごい弁当力!』『食卓の力』など、いずれもベストセラー/新聞掲載、テレビ・ラジオ出演も多数


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「知識・理解」から 「思考力・判断力・表現力」「関心・意欲・態度」へ

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尊敬する
広島県の友道先生の記事より。
「大学入試改革」について。

新しい試験問題ですが、
これまでの「知識・理解」を問うものから
「思考力・判断力・表現力」や「関心・意欲・態度」を
問うものに全面的に変えようとしています。
センター試験では、
マークシートでの記号で回答したり、
語句を答えるものが主要でしたが、
新しい入試問題では、
文章で、理由や根拠を求めたり、
受験生自身の考え方を問うものが主流となるのです。

 

 

確かにPISAテストでも
日本の子どもたちの
思考力・判断力・表現力
の低さは指摘されています。
そして、これからの時代
知識や情報量、記憶力、計算能力は
コンピューターやAIに
絶対に敵うわけないので
人間にしかできない力を伸ばさなければならないと
私も思っています。
友道先生は
こんな問題も紹介してくれています。


この入試問題の流れは、
現在の大学入試問題にもすでに反映されています。
では、何問か紹介します。
皆さんでチャレンジしてみてください。
・「知識は人間だけによって創られていくのであろうか」
  (2015年 慶應大学経済学部 小論文)
・「永遠に生きられれば人は幸せだろうか」
  (2014年 早稲田大学政経学部 英語)
・「もし、地球が東から西に自転していたとしたら、
  世界は現状とどのように異なっていたと考えられるか、
  いくつかの観点から考察せよ」
  (2014年 東京大学 小論文)


これ、私を含め
合格点とれない大学教員、いるはず(笑)。


いずれにせよ
社会はものすごいスピードで
大きく変わっていくので
そんな社会を生き抜く力
求められる学力
それを培う教育を
改めて考える必要があります。

 

例えば。
「これからの社会(AI、ロボット)における学力、もとめられる力とは?」
「これからの社会において学歴は必要なのか?」
「情報化(ネット、スマホ)社会における子どもたちの実態、変化は?」
「早期英語教育は必要か?」
「教育現場におけるタブレット端末の功罪?」
「STEM教育を現場教員はどう考える?」
「学校でプログラミング教育なんてできるの?」
「新しい学力を子どもたちにどう身につけさせるか?」
「それは今の教師で可能なのか?」
「これからの社会における、食育、弁当の日の意義は?」、等々

 

こんなテーマを
「現場の熱い先生方と議論したいなぁ」
なんて思っていたところ
「久しぶりに集まりますか」
みたいな話になり
その勢いでシンポジウムを行うことになりました。

 

普段、ゴーシ先生がプロデュースする
シンポジウムは数百名規模、
パネルディスカッション形式が多いのですが
今回は30名限定。

全員参加型で激熱熟議します。
議論の内容はすべてファシリテーショングラフィックで
可視化します。


日時:2017年4月1日(土)13:30~16:30(開場13:00)
場所:アクロス福岡605会議室
    (〒810-0001 福岡市中央区天神1丁目1番1号)
申し込み方法等、詳しくはコチラ↓

www.goshisato1973.info