食育研究家。九州大学講師/糸島市行政区長/1973年、大分県生まれ。農学博士。/年間の講演回数は100回を超え、大人向け学びの場である「大人塾」「ママ塾」「mamalink塾」等も主宰/主な著書に『いのちをいただく』『すごい弁当力!』『食卓の力』など、いずれもベストセラー/新聞掲載、テレビ・ラジオ出演も多数


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ヤギの散歩と子育て

先日、集団登校の際
歩きながら、ある女の子が
突然、髪を結びはじめた。
そのママが
「今、せんでいいやろ!」
「遅くなるやろ!」
「後ろの人に迷惑がかかるやろ!」
と注意する。
(そのママは久しぶりの登校見守り)

 

その子を1年生の時から見てきた
ゴーシ先生たちのほうが冷静で
『いや、その子にそんなこと言ってもムリ(笑)』
って穏やか。

だって、その子、
毎日5分集合時間に遅刻してくるし
興味を持った草や虫に飛びつく子。

 

だけど親は
「こうなってほしい」
「こうあるべき」
「人に迷惑をかけてはならない」
と観念があって
つい声を荒げてしまう。


その子のことは
一番分かってるはずなのに。

 

まぁ、それが親なのだ。

逆に
「うちの子はギフテッドなんで」
とふんぞり返っていたら
「毎日、その子のためにどんだけ
 じいちゃんたちが時間割いとんや!」
とか思うだろう。

 

個性、多様性、権利、観念、侵害、迷惑…
本当に難しい時代だ。

 

なんて偉そうに
教育者ぶってるのだけれど。

 

雨が上がったので
久しぶりにひよ(ヤギ)を散歩に連れていく。

今日は、公民館下の雑草を食べさせようと思う。

 

しかし、ひよは
久しぶりのお散歩と
久しぶりの新鮮な大好きな雑草のためか
寄り道ばかりで
全然ついてこない。

 

つい
「ひよ!ひよ!」
「おいで!おいで!」
と声をかけたり
糞掃除用のホウキでせかしたりしてしまう。

ついてこないひよに
イライラしてしまう。

 

あ~
教育ママと一緒になってる。
自分の勝手な目標、イメージを設定して
うまくいかないと
声をあげたりせかしたりしてしまう。
イライラしてしまう。

 

ひよのためを思えば
公民館まで行かず
そこら辺の草を食べさせて
お腹いっぱいになったら
帰ればいいだけなのに。

 

「公民館の草を!」
なんて勝手な目標やイメージ。

 

お腹いっぱい食べたら
すんなりついてきてくれる。

 

そんなもんなんだ。

 

家に帰ると
お腹いっぱいになったのか
座り込んでお昼寝。
しあわせそう。

 

それだけでいいのにね。

 

コッコもいる。

 

しあわせそう。

それだけでいいのにね。

 

 

 

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