食育研究家。九州大学講師/糸島市行政区長/1973年、大分県生まれ。農学博士。/年間の講演回数は100回を超え、大人向け学びの場である「大人塾」「ママ塾」「mamalink塾」等も主宰/主な著書に『いのちをいただく』『すごい弁当力!』『食卓の力』など、いずれもベストセラー/新聞掲載、テレビ・ラジオ出演も多数


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「父親の帰宅時間が遅いほど子供の学力が上がる?」記事がクレバーな理由

先日の記事↓

www.goshisato1973.info

 

反響は大きく
直接、メッセージも
いくつかいただきました。

 

「ママを敵に回している」
だとか
「ママは飲みに行ったらいけないんですか?」
「そうやって、子どものために
 女性は家にいなければならなくなる」
とか
「結局、所得なんですね」
とか
「ゴーシ先生からそんな言葉を聞きたくなかった」
とか。

 

ゴーシ先生自身は
あの記事は相当にクレバーな
記事だと思っています。

 

「母親の帰宅時間が早い」→「子どもの学力高くなる」
は統計的にはあり得る。

 

だけど、それおかしい。
大手のメディアが
そのデータを鵜呑みにして
紹介していくのがおかしい。

 

そこで、
どうロジカルに否定していくかと言うと
隣にある「父親の帰宅時間」のデータ。

 

父親の帰りが遅いほど
子どもの学力が伸びるなんて
どう考えてもおかしい。

ロジックがない。

 

そこで、「所得」という隠れた
要因を読み解いているわけです。

 

で、それを
真面目に語っても面白くないので
「ひゃっほ~…」
と言って、
アイロニー的に
シニカルに
表現したのです。

 

クレバーすぎる。

 

次の問題。

「じゃぁ、子どもの学力高めるためには
 ずっと家にいればいいの?」
「所得がすべてなの?」

 

ゴーシ先生は
講演でこういう話をちゃんとしています。

 

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子どもの学力を伸ばすために
大切なのは
「母親の帰宅時間」「所得」
ではなく
①基本的生活習慣(早寝、早起き、朝ご飯、排便)
②食事
③読書
です。

 

で、その前提として
親がバカじゃないこと。


親がバカだと①②③ができていません。

 

普通に書けばいいのに
最後にこうやって「棘」を刺すのが
ゴーシ先生らしさ(笑)

 

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