食育研究家。九州大学講師/糸島市行政区長/1973年、大分県生まれ。農学博士。/年間の講演回数は100回を超え、大人向け学びの場である「大人塾」「ママ塾」「mamalink塾」等も主宰/主な著書に『いのちをいただく』『すごい弁当力!』『食卓の力』など、いずれもベストセラー/新聞掲載、テレビ・ラジオ出演も多数


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じゃぁ、最初からやめとけよ、という話

九州大学を退職する理由の一つは
働き方を考えたから。

いわゆる定年までの最後の10年間を
同窓会事務局と言う
敬老会の年寄りのお世話に
費やしたくはない。

 

最後に編集した同窓会誌の
あとがきに、こんなことを書きました。

 

最後に、2023年3月をもちまして、
私、佐藤剛史九州大学を退職します。
在籍期間20年のうち、
15年くらいは博友会事務局を担当していた気がします。
現在の博友会は、
若い会員の参加や会費納入がほぼまったくない状況です
SNS等があるので、同窓会が必要ないのです)。
率直に言えば、高齢者サークルのようになっていて、
その事務局を助教が担うという構造です。
現在の大学教員を取り巻く環境は非常に厳しく、
「それよりも自分の研究、教育に専念したい」
というのが本音ではないかと思います。
今後、博友会のために、
若い優秀な研究者の時間や
エネルギーを費やしすぎることがないよう、
ご理解、ご協力、よろしくお願いします。
長い間、お世話になりました。

 

本当はもっと刺激的に書いていたのですが
立つ鳥後を残しても仕方ないので
大人の対応的に書きました。

 

そうしたら、昨晩、
メーリングリストにこんなメールが。

 

僭越,失礼の限りであることを重々承知の上であえて申し上げます。
九大農経の現役教員が事務局機能を担うことは,
これ以上困難,率直に申し上れれば不可能と思料致します。

本「博友」の存在意義は何物にも代えがたい貴重さがあるのは重々認識しておりますが。現役教員,とりわけ極めて厳しく研究・教育における「実績」「業績」を問われる若手・中堅教員に引き続き事務局業務をお願いすることは,当該教員の将来に重大な影響を与えると考えざるを得ません。

この大変価値ある博友会を将来にわたって持続可能な集まりとしていくためにこそ,事務局を九大現役教員から切り離していただく方途をご検討,ご高配いただきたいことを,あらためて誠に僭越でございますが,お願い申し上げる次第です。

 

死ぬかと思った。

 

前向きに考えれば
私の人生
私の退職をかけた問題提起が
前に進みだしたと捉えればいいのですが
実は、こういう提案は前々からおこなっていて
その場では、
「まぁ、そうは言っても…」
「長老が許さんやろ…」
「現実的に事務局を外部でとか不可能だから…」
「佐藤君、よろしく!」
みたいな。

 

で、俺が退職するとなったら
一気に結束して
「事務局を九大現役教員から切り離して」
みたいな。

 

死ぬかと思った。

 

ま、退職するし
一切、同窓会にはかかわらないので
知らんけど。

 

 

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