10(水)夜のPTA運営委員会。
いくつかの改革案が決まったし
「会議の技術」について本当に勉強になった。
まず、広報委員会かたこんな提案があった。
「これまでは3学期制だっから
『浮岳』は3回発行していたけど
2学期制になったから
2回発行にしようと思います」
それは労力的にも軽減されるので
いい提案。
そうするとこんな意見が
「情報量的に入るんですか?」
「各号のページ数を増やそうと思って
印刷会社に見積とろうと思っています」
しばらく、議論を聞いて、まず現状の確認。
「『浮岳』は現在年3回で、
各回A3両面カラー1枚ですよね?」
「はい」
「それを年2回にして、
各回A3両面カラー2枚にするということですか?」
「はい」
すると、こんな意見が。
「でも、入学式の記事が10月とかになるんですか?」
「それは遅いよね」
「じゃ、やっぱり3回のほうが…」
「…」
そこで、問題解決の方法を提案。
「話を聞いていると、論点は2つ。
1つ目は、ページ数とコストの問題。
2つ目は、発行時期の問題。
そこでこうしてはどうでしょう。
1回目は、従来通り7月末に発行1枚。
2回目は、3月に発行2枚。
そうすると、
コスト問題も入学式問題も解決できるはず」
お~!
実は、ここに
「会議の技術、問題解決の技術」のポイントがある。
1つ目は、論点が混同され議論されること。
端的に言えば
入学式の記事が10月発行はあんまりだから
では発行回数は従来通り3回に、みたいな。
確かに、発行回数と発行時期は
相互関係はあるのだけれど
切り離して考えればいい。
次に2つ目は、固定観念内で発想してしまうこと。
年2回というと、半年、半年とすぐ考えてしまう。
それをぶち壊して
3か月、9か月の2回にすれば
一気にページ数、コスト問題まで解決される。
そうすると、ある先生から次なる問題提起が…
(つづく)
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