2021年の自殺者数が
発表されました。
2021年の自殺者数は2万830人(速報値)。
前年より251人減少。
男性が1万3815人。
前年より240人減少。
女性が7015人。
前年より11人減少。
自殺死亡率(人口10万人あたりの自殺者数)は16.5。
男性が22.5。
女性が10.8。
あるメディアでは
「女性の自殺の減少率が男性より少ない」
という点にフォーカスして
・コロナ禍で女性の方が経済的困窮が深刻
・コロナ禍で在宅時間が増えモラハラ、DVが増えた
という考察をしていました。
まぁ、それはそのとおりかもしれません。
だけど
自殺者総数も自殺死亡率も
男性のほうが圧倒的に高い。
つまり男性の方が
自殺しやすい生き物。
心理学者でフロリダ州立大学教授のトマス・ジョイナーさんは
人が自殺を行うに至る主な要因として、
次の3点を挙げています。
①自分が孤独であるという感覚
②自分が他人に対して重荷になっているという感覚
③痛みへの抵抗感の薄さや痛みに対する慣れ
このうち、
男性の自殺率の高さの主な原因となっているのは、
「孤独」の感覚とのこと。
男性は、女性よりもずっと孤独になりやすいとのこと。
なるほど。
男性は孤独になりやすい。
そもそも
自分の子どもが
自分の子どもかさえわからないのだから。
(女性は100%自分の子どもだと実感できる)
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