食育研究家。九州大学講師/糸島市行政区長/1973年、大分県生まれ。農学博士。/年間の講演回数は100回を超え、大人向け学びの場である「大人塾」「ママ塾」「mamalink塾」等も主宰/主な著書に『いのちをいただく』『すごい弁当力!』『食卓の力』など、いずれもベストセラー/新聞掲載、テレビ・ラジオ出演も多数


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「虐待」と「しつけ」の狭間

ゴーシ先生は、食卓は
最高のしつけの場だと思っています。

 

「そんなこと言ったら、ご飯抜きにするよ!」

子どもにとっては
ご飯が食べれないのは最高に辛いはずなので
言うことを聞くようになるはずです。

 

しかし
ウチのヨメは
「それは虐待です」
と言います。

 

 

確かに一般論的には、そうなのかもしれませんが
そうやっていると
子どもはその環境に適応していきます。
「これくらいやっても許されるんだ」
「こう言えば許してくれるんだ」
って。

 

あるシングル・ママから
「どうすればいいんでしょう?」
メッセージが届きました。

 

子どもたちの、ワガママがひどくて
「そんなんやったら、夕ご飯抜き!」
って、子どもたちを家に残し
スーパーにプチ家出したそうです。

 

燃えるゴミ袋を買う等
用件を済まし
「…でも、帰って、ご飯食べさせなきゃ…」

 

「今から帰って
 御飯作るのはタイヘンだし
 遅くなるから
 今日はレトルトカレーでいいかな…」

 

は?
ごはん抜き
って出てきたんじゃないの?

 

 

だから、子どもが
環境に適応する。
簡単に言えば
わがままになる。
親をなめる。

 

ゴーシ先生なら
ご飯抜きは
本当に虐待になるから
「自分たちでご飯炊いて
 フリカケでもかけて食べなさい!」
だな。

 

最近の親の傾向として
親が一度引いた線を後ろにずらします。
「今日だけ特別よ」
とか。

 

で、子どもは
その環境に適応していきます。

 

親よ。

 


虐待は絶対に駄目だけど
自分が引いた線を
後ろに下げたらもっとダメだよ。

 

ちなみに
そういうことをしてしまう親って
「自分が親から愛されなかった」
「自分に自信がない…」
「子どもに嫌われたら…」
みたいな人が多いです。

 

大丈夫。
子どもは、絶対にあなたのことを
嫌わない。

 

自信を持って

 

不安なら
ゴーシ先生に連絡してね。

 

 

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