ゴーシ先生がプロデュースする
ル・リアンの『博多御粥御膳』。
スタッフから
「ほうれん草のごま和えさえ、ゴーシ先生が作ったのほうが美味しい」
「お惣菜のレパートリーがない」
と泣き言が…
じゃぁ、ゴーシ先生が料理しながら
何を考えているかを
徹底的に語る勉強会しましょう
となって、それが今日。
10:00~12:00の2時間で
一気に13品目、作りました。
- あごだし御粥
- 野菜たっぷり味噌汁
事前に「何食べたい?」
って聞いたらこんなことに(涙)
ハンバーグとか
お惣菜の範囲超えてるだろ
と思いながら
「どうしても作って欲しい」
というリクエストに応え
当日、買い出しに行ってもらって
作りました。
また、上記のメニューは
味付け(塩、甘、甘辛、酸味、味噌…)
調理方法(焼、湯で、炒め、生、煮…)
ができるだけ多様になるように設定しました。
で、同時並行作業で
2品、3品を一気に調理。
にもかかわらず
「それ、何をしたんですか?」
の問いに、いちいち振り返って
ちゃんと答えていきます。
どんなことを語ったかというと
- 料理の最大の正義は美味しいこと。
- ヒトという生き物の脳が美味しいと感じる「甘み(砂糖)」「動物性蛋白質」「うまみ」を加えていく。
- 料理ごとに食材の大きさを揃える。
- 臭みがある食材は、湯がいたりして、臭みを取る。
- しっかり炒めたりして、味が入る食材の中の空間を作る。
- 水っぽくないように、ちゃんと絞ったりする。
- 味付けの「さしすせそ」は科学的に当然。
- 味を複雑にすれば、美味しさが増す。
- ちなみに、ハムとか練り物とかは動物性タンパクでかつ、旨味成分をたっぷり使って作られているので、効果的に使う。
参加者、大絶賛だったのは「ひじき煮」。
作り方は
- 水で戻したひじきを湯がき、生臭さをとります。(実はゴーシ先生、いつも、糸島の生ひじきを使っているので、「ひじき買って来て」って言って、乾燥ひじきを渡されたときには、頭が真っ白になりました)
- ひじき、みじん切りしたタマネギ、冷凍コーン、ちくわをしっかり炒めます。(タマネギ、冷凍コーンで甘みを加えます。しっかり炒めることで味が入る食材の中の空間を作ります。ちくわは動物性タンパク。かわりに、油揚げやハムなどでもいいでしょう)
- 砂糖を投入し、料理酒を入れて少し煮て、甘みを入れ込みます。
- 出汁(市販の追い鰹出汁)で旨味と、塩、醤油味を入れ、必要であれば、醤油で味を整えます。
各料理に対して
こんな感じ。
化学調味料が入っている
市販の出汁なんて
絶対に使いません!
というママには
受け入れられないでしょう(笑)
で、12:00ちょうどに完成。
これをお上品に盛り付けると
こうなります。
ま、みなさん
ガンガン、盛り付けていましたが(笑)
で、いただきます。
食べながら言われたのが
「味がやさしい」
「おばあちゃんの味」
「男性が作るからこってり味付け濃いと思っていたのに」。
ひじき煮を大絶賛する人
きんぴらを大絶賛する人
レバー煮を大絶賛する人
ハンバーグを大絶賛する人が
いたので、総じて、全部美味しかったということでしょう。
中には
「こんな料理を毎日食べれる
お子さんが羨ましい」
まで。
なんていろいろ
ママ会トークしていたら
赤ちゃん連れのママがいて
ぐずったので
抱っこして
ユラユラしながら
トントンしたらスヤスヤ。
勉強会なんだけど
「ゴーシ先生の料理する姿を見て
ママをキュンキュンさせよう」
という裏ミッションは
結構、達成できたかもしれない。
何の、実利もないけど。
今後、ル・リアンでの
イベントも考えています!
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