食育研究家。九州大学講師/糸島市行政区長/1973年、大分県生まれ。農学博士。/年間の講演回数は100回を超え、大人向け学びの場である「大人塾」「ママ塾」「mamalink塾」等も主宰/主な著書に『いのちをいただく』『すごい弁当力!』『食卓の力』など、いずれもベストセラー/新聞掲載、テレビ・ラジオ出演も多数


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ベルマーク問題からのリーダー論

昨晩(2/21)はPTA運営委員会。

 

全般的にはスムーズに進んだのだけれど
ベルマーク事業をどうするかで混乱。

 

前回の運営委員会で
回収箱を置かせてもらっているJA等から
「利用者から、回収に来てない!というクレームがある」
との連絡がある、という報告。

いろいろ負担が大きいらしい。

 

そこで、話し合った結果、
「学年集会委員長に一任」
という意思決定の方法を決め
学年集会委員長と会長(ゴーシ先生)で
(毎朝、集団登校の際に)話し合い
混乱を生じさせないよう
2023年度で終了する旨を決定した。

 

収集箱を撤収し
ラミネートしたチラシを設置。

 

そうしたら
「二人で勝手に決めるのはよくない。
 運営協議会や学校含め話し合って決めるべきでしょう」
という。


「いやいや、学年集会委員長に一任するという
 意思決定の方法を決定したのでそれに従いましたよ」
と言っても
なんか納得できない的な。

 

「みんなで集まるという意味もあるんだから」

それは、ベルマーク集計とは別に集まればいいです。

「学校の備品も買えるのだから」

それならば、みんなで集まって内職したほうが
絶対に費用対効果は高いです。

「そういう問題じゃないんです!」

…。


「もう一年やりながら、話し合ってもいいのでは?」

もう3年も話し合ったし
1年継続すればみんな納得してやめることができる
というものでもないでしょう。
どうせ来年やめるなら早いほうがいいです。

「これまでベルマーク活動をやってきた人たちの
 想いもあるのだから」
「会長は女性の気持ちをわかってない」
みたいな。

疲れた。

 

物事をとらえるには
「事実」と「感情」
があると思います。

 

こういうことを書くと
ジェンダー的に怒られるかもしれませんが
男性は「事実」ベースでとらえて、
話すケースが多く
女性は「感情」ベースでとらえて、
話すケースが多いように思います。

 

前、clubhouseが流行ったときに
「ママ部屋」にいて
ママたちの話をずっと聞いていたのですが
ある事象がおき、そのことについて
みんなで話していると
「わかる~」
みたいな感じで、
どんどんと感情ベースで話が進んでいくのです。


それは、何百万年も
女性が赤ちゃんを抱っこし
隣のママといっしょに果物を採り
いろいろ話しながらおっぱいをあげてきた
進化の過程の賜物、共感能力です。

 

それはとっても大事。

 

だけど
組織の合理的な意思決定に
感情にとらわれ過ぎてはダメです。

「これまでベルマーク活動をやってきた人たちの想い」
と考慮して、
無駄なことをやり続けるのは
ダメなリーダーです。


ビジョンや目的を明確にし
そのための戦略、戦術、方法論を
提示するのがリーダーです。

意思決定をし
それに対して責任を負うのがリーダーです。

そしてリーダーは孤独であり
嫌われる勇気も必要です。

 

そして世の中には
そうしたリーダーの役割や
リーダーシップについて
全く学んでないのに
リーダーの立場に立たされている人が
いかに多いことか。

 

さて。

 

結論としては
学年集会委員で集まって
「継続するか」
「中止するか」
を決定してもらうようにしました。

 

まぁ、そんなPTA活動も
もう2か月で終わり。
いろんな改革ができたはずだし
こうして一石も投じ続けてきた。
そんなPTA活動も
もう2か月で終わり。

 

 

 

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