食育研究家。九州大学講師/糸島市行政区長/1973年、大分県生まれ。農学博士。/年間の講演回数は100回を超え、大人向け学びの場である「大人塾」「ママ塾」「mamalink塾」等も主宰/主な著書に『いのちをいただく』『すごい弁当力!』『食卓の力』など、いずれもベストセラー/新聞掲載、テレビ・ラジオ出演も多数


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入院生活-13日目 2023/10/1(日)-

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毎週日曜日は、朝一で体重測定。
「全く動いてないので、また太ってるだろうな」
と思いながら体重計に乗ったらビックリした。
1週間前より5kg以上痩せていた。

 

まぁ、前回は
輸血、大量点滴と水膨れしていたのが落ち着き
連日のお粥生活で体重が落ちたのだろう。

 

さて、昨日の事件?
新しく入ってきた同室の患者さんの
看護師さんへのリクエスト。
「この入れ歯を洗ってきて」
「ご飯を食べさせて」。
一瞬耳を疑い、その後、ゾッとした。

看護師さんは嫌な顔一つせず、
リクエストに応じる。

なぜゾッとしたか、
自分でいろいろと考えてみる。

まず、そこにはそこには患者さんの「甘え」がある。

できないのなら、
仕方がないのかもしれないが、
毎回、そんな訳ではない。
自分で食べているときもあるのだ。

できないのだとしても、
その時間、
その看護師さんの時間を独占することになり、
他の患者さんの看護、介護ができなくなる。

そんなことを気にせず、
厚顔無恥にそんなリクエストをする。

一人の人間としてのプライドや気概が
平気でなくなっていく
老化の様をまざまざと見せつけられる。

 

そして、一人でご飯を食べれないなんて、
生物として終わってるのだ。
自然界なら即「死」。

だけど人には権利がある。

生きる権利がある。

その権利を全うするために、
青春真っただ中で、
エネルギーと活力に満ちた若い看護師さんの
人生が浪費されていくのだ。

全く生産的じゃない。

日本の構造の象徴だ。

そんなことを考えながら、
味のない5分粥をすする。

 

ビックリしたことに、
午後、その患者さんは退院していった。
どうせ退院するのだから、
思いっきり使い倒そう、
なんて気持ちがあったのだとしたら、
人間は本当にあさましい。

 

『告白』を呼んでいる真っ最中だっただけに、
自分の負の感情が、
体にまとわりついてしばらく離れなかった。

 

入院するにあたり、
個室を確保したかったが、
空室はなく結局4人部屋へ。

4人部屋に入院するにあたっての心配は、いびき。
いびきをかいて他の人に迷惑を掛けたらいけないと、
鼻呼吸のための口テープもまず準備した。

実際入院したら何のことはない。
いびきに悩まされるのは、むしろ自分だった。
いびき、無呼吸症候群、ナースコール、うめき声、寝言。
連日、1~2時間しか寝れない。
ただし、昼間、動いていないので体が疲れてないし、
ウトウトと仮眠できるので、
全く問題なく生活できている。

今朝も1時には目が覚めた。

昨日観た映画『ダークナイト』も
なかなかヘビーなテーマと内容で、
昨日からの虚無感と絶望感は払しょくできず。

 

なんかいい映画はないかと、
普段では絶対に見ない邦画
『コンフィデンスマンJP-ロマンス編-』
を2:00から見始めた。

これがよかった。

最後の最後で、
大逆転の大仕掛けの詐欺。

痛快。

少しだけ気分は晴れた。

 

調子に乗ってアニメ『寄生獣』も観てみる。
キャラクターの顔が全く違うので、
新しいストーリーなのかと思ったが、
ストーリーは全くそのままで、
現代的にリメイクされているだけだった。

だけど、案の定、通信料オーバーで制限にひっかかる。

 

昼食は、入院して初のおかゆではなく「ご飯」。
ここの病院食は薄味ではあるものの、
不味くはない。

 

 

さぁ、20:30からはアジア大会
入院して初のテレビ。
とかしていたら、LINEが入って…。


本当に人生に絶望する。

 

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