昨日の記事をうけて
質問をいただきました。
「あと15年のうちに
いろんな前提が変わる」
とはどういうことですか?
まず、人生100年時代 がやってきます。
というか、すでにやってきています。
100歳とは言わなくても
90歳、80歳は普通です。
じゃぁ、60歳、65歳で定年して
あと、30年、20年、何して過ごすの?
という問題です。
「定年後は、夫婦で、ゆっくり旅行でも…」
20年も、夫婦で旅行できねーよ。。。
年金だけでは生きていけない時代
がやってきます。
というか、既にやってきています。
年金という制度は
政治家は、代替制度(ベーシックインカム)ができるまで
意地でも維持するでしょう。
これ、マクロレベルの話。
でも、個人レベルで見たら
年金だけでは生きていけないことは明白です。
統計では月5万円くらいのマイナスが
発生していますし
厚生年金がなく国民年金だけだと
生活できず生活保護に…
というケースも多数あるでしょう。
じゃ、そもそもどうやって生活するの
という問題なのですが。
というか
これからの社会は
それだけではお気楽。
定年まで勤め上げれるという前提。
終身雇用制崩壊時代 がやってきます。
というか、既にやってきています。
先日、超有名自動車メーカーが
終身雇用ギブアップ宣言をしました。
日本の超一流、超優良企業が
ギブアップするんだから
普通の企業は、もっと難しいでしょう。
次に、15年という
時間について考えましょう。
アップルが日本で iPhone 3G を発売開始したのが2008年。
「Facebook」「Twitter」がサービスを開始したのが2008年。
「LINE」がサービスを開始したのが2012年。
わずか10年で
スマホもSNSを社会を席巻し
インフラとなりました。
テクノロジーは指数関数的に
伸びると言われていますので
これからの10年、15年の
変化はさらに著しいものになるでしょう。
キャッシュレス、AI、5G、VR、ドローン、自動運転…。
今の私達が予想していないものも
生まれるかもしれません。
AIが人間を超える
シンギュラリティが起きるのが2040年と言われていたり
シンギュラリティは起きないという識者もいますが
間違いなく、AIは人間の仕事を奪っていきますし
もう既に、人間の仕事を奪っています。
AI失業時代 がやってきます。
私達は
人間でしかできないこと
人間にやってほしいこと
人間がやったほうが感動すること
の力を身に着けなければいけません。
一番危ないのが
大卒のホワイトカラー仕事。
公務員とか
「公務員だから大丈夫」とか
思ってると思うけど
超危ないと思います。
本当に、エクセル打ち込むだけとか
今でも、いらないもん。
ゴーシ先生が首長なら
一気に削減する(笑)。
労働組合がなんと言おうが知らない。
市民はもっとタイヘンなのだから。
じゃぁ、
安定的な一流企業や
公務員になるために
大学にいかせる?
大学コモディティ化時代 がやってきます。
今、日本を引っ張っている
フロンティアは
(堀江さんとか、成毛さんとか…)
「生まれ変わったら、絶対大学とかいかない」
と口をそろえています。
私もそう。
一応大学教員ですが
生まれ変わったら、絶対大学とかいかない。
時間のムダ。
昔は、就活ルールがあり、
一流大学を卒業したら
一流企業に入れるというコースがありましたが
今は 就活ルールも崩壊。
しかも 高等教育無償化 がはじまり
しかも 私立大学定員割れ 多数。
もう、大学なんか誰でも行ける時代。
だから大学に行くことの意味がなくなります。
この間に、大学がすごく変わったら別ですが
大学教員を変えられないので変わらないでしょう。
この他
就職氷河期時代の人たちが
高齢者に達すれば生活保護受給者が増えます。
厚生労働省が公表した、
生活保護受給額見直し後の
大都市部の高齢単身世帯の生活扶助月額7万6000円。
現時点での65歳の平均余命(男性19.6年、女性24.4年)を基に推計すれば、
29.9兆円に達します。
つまり。
という20世紀型、成長社会
ライフコースが完全に崩れてしまいました。
問題は
親世代がその価値観で生きているので
子どもに
そんなライフコースを与えようとしていることです。
その先、地獄かもよ。
そう考えたら、個人的には
生活保護、失業保険、子ども手当、等々を一元化し
ベーシックインカムにして
公務員減らして
中間コスト削減するほうが
全然、ありのような気がします。
でも、
「ベーシックインカムが
実現されなかったどうするんですか!?」
という人もいるでしょう。
ゴーシ先生自身の
これからの社会を生き抜くソリューション。
①クレジット(信頼)を作る。
②定年後も稼げる力を身につける。
③ストックビジネスをつくる。
④子どもを大学に生かせず、スキルを身につけさせる。
⑤自ら学んで、いち早く挑戦する。
そんなことを考えています。
こんなかわいい子どもたちに
未来を与えれるような大人でありたい。
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