食育研究家。九州大学講師/糸島市行政区長/1973年、大分県生まれ。農学博士。/年間の講演回数は100回を超え、大人向け学びの場である「大人塾」「ママ塾」「mamalink塾」等も主宰/主な著書に『いのちをいただく』『すごい弁当力!』『食卓の力』など、いずれもベストセラー/新聞掲載、テレビ・ラジオ出演も多数


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奨学金をもらっても大学に行ったほうがいいのか?

ある方(40代、女性)からの質問。

 

(経済的に苦しい場合)
子どもは、奨学金をもらってでも
大学に行かせたほうがいいでしょうか?

 

まず、日本の(大学)奨学金の現状を正確に把握しましょう。

  • 奨学金には、給付型(返済の必要なし)、貸与型(返済の必要あり)があり、日本の場合、貸与型がほとんどで、これは国際的に見ても、非常に稀です。

 

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  • 給付型奨学金もありますが、枠も金額も非常に少なく、成績優秀者であることが条件である場合が多いです。
  • 日本の奨学金制度の核を担っているのが、日本学生支援機構(JASSO、元日本育英会)。
  • 日本学生支援機構の「学生生活調査」(2016年度)によると、奨学金を受給している学生の割合は、大学学部(昼間部)で48.9%。
  • JASSOの第一種奨学金の貸与月額を見ると、国公立・自宅外で、最大51000円/月。
  • ちなみに第一種奨学金は利子がありませんが、第二種奨学金は利子があります。

 

簡単に考えれば
51000*12*4=2,448,000

つまり、大学卒業と同時に245万円の借金を背負うわけです。

 

また、最近は、返済や滞納についても
かなりシビアなようです。

 

「社会人になったとたんに奨学金の返済が始まり、その額は多い人で数百万円にもなります。万が一返済が滞ると、滞納1~3カ月ほどで本人や保証人へ電話による督促や通知がなされたのち、債権回収専門会社による取り立てや個人情報の信用情報機関への登録といった措置が取られることもあります。“奨学金”とうたいながら、取り立ての際にやっていることは消費者金融業者とまったく同じなのです」

すでに破綻している日本の奨学金制度:奨学金が日本を滅ぼす?驚愕の実態! | ビジネスジャーナル

 

根本的な話をすると
教育は「投資」です。
その投資を、
親が負担するのか
自分で負担するのかの差であり
自分が
奨学金を借りても
 大学に行って、いいところに就職したほうが
 トータルとしてリターンが大きい」
と判断すれば、奨学金を借りてでも大学に行けばよいと思います。

 

ただ、18歳の高校3年生に
上記判断をさせるのは酷で
親から
「とりあえず、大学に行っておきなさい。
 お金は奨学金でなんとかなるから…」
と言われて、
で、卒業時に何百万という借金。。。

それでも、昔は
奨学金を借りてでも
大学に行く価値はあったのでしょう。
なぜなら、大卒がよりよい就職のためのパスポートだったから。

 

だけど
これからは変わってくるでしょう。

 

AIがどんどんと人間の仕事を奪っていきます。
特に、大卒のホワイトカラー仕事が
一番AIにフィットする(奪われる)と言われています。

実際に、銀行や証券会社が大規模なリストラをすすめています。
(昔は、メガバンクなんて憧れの就職先であったはずなのに)
コロナが拍車をかけるかもしれません。
「リモートでできるなら、AIでいいじゃん」
みたいな。

お金ももったいないです。
国公立・一人暮らしだと、
年間200万円くらいかかります。
4年で800万。

私立だともっとです。


一番、もったいないのは時間。
この変化の激しい時代に
4年間も時間をとられます。
PCもインターネットもスマホもない時代でも4年。
PCもインターネットもスマホがあっても4年。
つまり、生産性、落ちてる(笑)。

しかも、
このコロナ禍で
授業のオンライン化が進み
そのクオリティがあまりにも低い。
(いつか、書きます)

 

もう、大学に行く意味なんか
実質、なくなってきています。

 

www.newsweekjapan.jp

 

www.nikkei.com

 

www.okinawatimes.co.jp

 

 

別の視点から。


「生まれ変わったら
 大学には行かない」
と言っている
一流経営者もたくさんいます。

 

お金と時間がもったいない。

 

ゴーシ先生もそう思っています。

 

私が生まれ変わったら
4年の猶予と800万円というお金を利用して
全国の面白い人のところに修行に出かけます。

「給料いらないんで、お手伝いさせてください。
 寝る場所とご飯はお願いします!!」

最初は、沖縄県今帰仁村の高田さんのところ。
で、3ヶ月間、思いっきり働いて
いっぱい吸収して、次の修行先を紹介してもらう。


群馬県の中台さんのところにも行く。


キングコング西野さんのインターン制度も活用するかもしれない。
N高に入るかもしれない。


学びたいことがあれば、全国の大学の
面白い先生の授業に忍び込む。
そんな4年間を過ごします。

たぶん、800万円のお金は
あまり減っていないはずなので
それを資本にして、
また、4年間に培った人脈も活用して
起業するとか
どこかのフランチャイズを作るとか…

 

コロナ前までは
そんなことを本気で考えていたし
人にも語っていました。

 

しかし、このコロナ禍。

 

正直、自分の腕一本で
稼ぐ自信がなくなった!

 

そこで、最近、思っているのが
高卒→自衛隊(学力があるなら防衛大学校
無敵!

いずれにせよ
変化が激しく、先が不透明になりました。
大学無償化が進むかもしれないし
大量失業時代に入り、やっぱり大卒が必要
となるかもしれないし
ベーシックインカムが導入されるかもしれない。

でも、どんな未来が待っていたとしても
自分の人生の主役は自分。
全部自分で決めていいし
自分が面白いと思うほうを
信じた道を選択していい。

 

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