「今日の夕日は絶対、キレイだよ!
浦浜に散歩に行こう!」
と、おとちゃん、とらちゃんを
散歩に連れ出す。
パパは
美しすぎる秋の夕日の空を見て
感動してるのに
二人はそこらへんで
勝手に遊んでる。
こんなに美しい夕日を前に
「帰って、ドンジャラしたい~」
って(笑)。
そして42歳のパパの
7歳や5歳の時の記憶が
ほとんどないように
おとちゃん、とらちゃんも
今日の記憶なんて
いつか失われてしまうのだろう。
でも、それは
絶対に無駄じゃない。
今から
20年後か、30年後か
おとちゃん、とらちゃんが
子どもを連れて
夕日散歩をするときに
気づいてくれるだろう。
子どもに、
美しい夕日を見せたくなる
親の気持ちを。
どんなにパパが二人を
大切に思っていたかを。