食育研究家。九州大学講師/糸島市行政区長/1973年、大分県生まれ。農学博士。/年間の講演回数は100回を超え、大人向け学びの場である「大人塾」「ママ塾」「mamalink塾」等も主宰/主な著書に『いのちをいただく』『すごい弁当力!』『食卓の力』など、いずれもベストセラー/新聞掲載、テレビ・ラジオ出演も多数


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人生ROCKなんで

自家用車CX5は
よくLIVE HOUSEになります。

講演や授業というLIVE前に
道中、LIVE DVDをガンガン流し
テンションを上げたりします。

 

かなりの数の音楽DVDを載んでますが
最近、飽き気味。
ということで
DVDをamazonで購入。

 

ゴーシ先生がギターを弾き始めた
音楽の原点に戻って
BOOWYの『LAST GIGIS』。

 

それから、幅を広げるために
サザンの『胸熱完全版』。
(MCが超勉強になる)

 

『LAST GIGIS』は
昔の裏ビデオのような画像で
良くも悪くも
若かりし頃の情熱に
火を着火させてしまいました。

 

 

 

で、九大では
夏学期が始まり
今日から、
「基幹教育セミナー」
スタート。

 

これまでは
毎年、婚学をやっていたので
新入生と接することが
当り前でした。
そこに何も感じていませんでした。

 

しかし、2017年度は
婚学開講不可。
それについて詳しくはコチラ↓

www.goshisato1973.info

 

 

 

で、基幹教育セミナーがはじまり
60分は合同クラスだったのですが
残り30分は個別クラスへ。

f:id:kab-log:20170612200210j:plain

17名の学生さん。

 

「大学に入って2か月です。
 正直、期待どおり、期待以上と思う人?」
と問うと2名。

「正直、期待外れ、と思う人?」
と問うと15人。

どんなところが期待外れかを聞き
それに対する解決方法を提示しました。
わずか10分ですが。

 

その感想。

 

 

「大学は正直今までつまらなさを感じていたし、
 そのことが自分の意志の弱さから来ていることも
 分かっていたのですが、
 先生に言われて何とかしたいと思った」

 

「まさか、月5に
 こんな熱い授業が聴けるとは思っていませんでした」

 

「大学生活があまり楽しくないと思っていた考えを
 改めようと思いました。(中略)
 これから先、変えようと思えば変えられることもあって
 いやいや過ごしていくのは自分の人生にとって
 すごくもったいないと思いました」

 

「今日の話を聞き、
 自分で自分のための時間を作ることの大切さに
 気が付きました」

 

農学部で専門のことが学べず、
 授業が面白くないと思っていました。
 先生の話を聞いて
 自分がやっていないだけだと思いました」

 

「大学に入って
 一人一人向き合ってくれる先生がいなかったので
 今日の話はとてもうれしかったです」

 

「日々、単調な生活を
 何も考えずに過ごしていることが
 すごくバカらしいと感じました」

 

「先生の学びの姿勢、
 というより人生の姿勢に感銘を覚えました」

 

わずか10分。

 

すっげー嬉しかったです。

 

ゴーシ先生、やっぱり、教育好きだ。

 

 

再び、大学教育の情熱に
火がついてしまいました。

 

 

全一年生が授業する
シラバス、指導案が定められた
一律的授業なので
(どの教員がやっても同じ授業になる)
派手にやると
佐藤剛史には基幹教育セミナーは
 担当させられない」
なんてお達しが来るかもしれないけれど
どうせ火が付いたらな
成層圏を焼き尽くすまで熱くいこう。

 

新一年生3000人中
最高の基セミ17人にしよう。

 

 

人生、ROCKなんで。

廃品回収の意味を考える

6/11は、8:00から
子ども会の廃品回収の予定。

7:00過ぎまで雨が降っていたので
どうなることかと思っていたら決行。
結局、それ以降、天気は回復し
全然、問題ありませんでした。

 

唯一の問題は
ツナギの上に雨合羽を着て、
長靴をはいた完全武装の
ゴーシ先生の装い。

 

暑い。。。

 

1時間ちょっと廃品回収して
膨大な量の廃品が集まりました。

f:id:kab-log:20170611081344j:plain

これ、新聞紙のみ。

 

このほか、雑誌、段ボール
瓶、ペットボトル、古布、等々。

 

 

で、おそるおそる聞いてみました。

「これ、いくらくらいになるの?」

「昨年は、年2回やって
 3万円ちょっとでしたね」

ということは、
これくらいで
15000円ちょっとか。

とはいえ、
子ども会予算にとって
3万円はかなりの額とのこと。

まぁ、それはそうなのでしょう。

 

 

で、カウントしてみました。

子どもたち、30人程度。
保護者、20人程度。
保護者の有志の
軽トラ、トラック、自家用車、一輪車
をボランティア提供。
作業後、一人一本ジュース提供。

それらをすべて含め
大人の時給換算すると500円以下(涙)

 

 

子ども会の活動費を確保するなら
「子ども会費:1000円」
支払ったほうが、全然、合理的。

 

 

「子どもたちに
 労働の意味、協力の意味を教える」
という側面もあるかもしれませんが
それならば
親のボランティア提供がないと成立しない
廃品回収よりも他の何かのほうがいい。

 

 

「子どもたちに
 大人への感謝の気持ちを持たせる」
という側面もあるのかもしれませんが
それならば同じように
よりかっこいい大人の背中を見せれるものがあるはず。

 

 

「地域の独居老人の廃品の回収」
という意味については
まぁ、意味があるでしょう。
しかも、子供がやることには
大きな意味がある。

 

 

等々の、いろんな理由を
総合的に考えた結果として
「子ども会の廃品回収」
は続いてきているのでしょう。

 

しかし、
なんのための廃品回収なのかを
子ども、親含め
みんなで話し合って
目標を再設定する必要があるような気がしました。

台所生物学

今日の午前は、福吉幼稚園の
ファミリーデー(参観日)。

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午後の卒園児BBQ大会。


その合間を縫って
夕食準備のため
福ふくの里に買い出しに行くと
丸体のアナゴが
一尾だけありました。

 

調理不可(福ふくの里では捌きませんよ)
なので、巨大なのだけれど650円。

 

とらじろうがアナゴが大好きなので即買い。

 

あ、ゴーシ先生、普通にアナゴ、捌けます。

 

www.goshisato1973.info



昼食後の一瞬でさばきました。
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おとちゃんもとらちゃんも
興味深そうに眺めていましたが
おとちゃんが
背開きしたアナゴの内臓を見ながら
「パパ、これ、胃?」
「胃だけじゃなくて、肝も心臓も腸もあるよ」
「あ、胃の中になんか入っとーよ」

パパは内臓を取り出し、「流し」へ。

 

おとちゃん
「胃に魚が入っとー、取り出していい?」
「いいよ」
とそこから、胃の中から
魚を引っ張り出す作業。

普通なら、気持ち悪いとか言って
触ることさえできないのかもしれませんが
おとちゃん、たくましいものです。

 

「でた~!!、これ、なんていう魚?」
「…わからん。後で、魚図鑑で調べよう」

 

「!!!!…まだ、なんかおる…」

 

また、引っ張り出す作業。

 

「パパ、タコが入っとった~…タコ?イカ?」

f:id:kab-log:20170610122656j:plainタコとイカの見極めくらい
簡単につくと思っていたら
まだ、小さく
少し消化されているので
判別しにくい。。。

「とりあえず、足、数えてみたら?」
「1、2、3…7本!」
f:id:kab-log:20170610122728j:plain「7本!!…タコの可能性が高いけど…」

で、
台所でアナゴを煮つけながら
居間で魚図鑑を開き
必死の同定作業(笑)

 

 

研究室でのテレビ収録

今日(6/8)の午後は
研究室であるテレビの取材。

 

こう言っちゃなんですが
テレビ取材など何度も受けています。

 

打ち合わせの段階で
「収録時間 18:00~21:00」

 

は?

 

数カットのコメント撮るだけなのに
何でそんなにかかるんだろう?

と思いながらも
「30分で終わらせちゃる」
と決めてました。

 

 

「トントン」
とノックがなり
「はい~」と扉を開け
挨拶し、
まず、名刺交換から。

 

すると名刺交換相手が
次から次に出てくる(笑)

 

「け、結構、多いですね(笑)」
と言うと
「はい。今日は総勢20人で来てます」

 

は?

 

20人?

 

普通のテレビ取材って4人とか
多くても6人とかでしたが…

 

 

まず、スポンサー企業の方々。


持ち込み機材も
テレビカメラ2台
モニター3台
ワイヤレスマイクで
照明さん
大道具さん
なんとメイクさんまで。

で、20名。

機材をセットするだけでも
時間がかかります。

 

f:id:kab-log:20170608184312j:plain

 

f:id:kab-log:20170608194548j:plain

で、収録開始。

 

カんでしまったり
飛行機やJRが通ったり
何度か撮り直しもありましたが
予定時間の半分で終了。

 

VTRを確認しながら
「キーワードの後の間がいいですね!」
「テロップ入れやすいように」
「!!!そんなことまで!何回も取材受れらているんですか?」
「毎週、生放送出てます(笑)」

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「じゃぁ、アドリブで追加で2本コメントもらっていいですか?」

 

やりましょう!!

 

なんて非常に楽しい収録でした。

 

放映は、決まり次第
この場で
お知らせいたします。

 

研修ゲーム体験セミナー vol.1、終了!

今日(6/7)は、第1回目の『研修ゲーム体験セミナー』。

「マシュマロ・チャレンジ」
を体験していただきました。

 

「マシュマロ・チャレンジ」とは↓

The Marshmallow Challenge

 

 

めっちゃくちゃ楽しかったし
参加者の皆さんにも大変喜んでいただきました。

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また、参加者の皆さんが
自らのフィールドで活用できるように
準備物、ルール、プログラム、等々
すべてシェアしました。

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世の中には
このノウハウやキットを数万円で売ったり
数十万円で講師派遣をしたりしている企業もありますが
これからは
「オープン・イノベーション」の時代。

 

ちっちゃなノウハウや情報を囲い込んで
それで小銭を儲けようなんか
20世紀的思考。

 

これだけ情報化がすすんでいるのだから
情報なんて一気に拡散するし、
コモディティ化(価値がなくなる)します。

とすれば、オープンにして、共有して
みんなで改良したり、進化させたりしたほうが
絶対に、社会や技術の進化は早くなります。

 

多動力 (NewsPicks Book)

多動力 (NewsPicks Book)

 

 

だから
「give & give」
ペイ・フォワード
「お金よりもクレジット」
なのです。

 

それから、今日は、
(一社)ライフクリエーション協会認定の
セルフコーチングノート・トレーナーのお二人に
ファシリテーションを担っていただきました。

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コーチングでもファシリテーションでも
やっぱり場数は大事。

だけど普通に生活していたら
その場数はなかなか増えないので
あえて作りましょう、
みんなで場数を踏んで
経験値を増やしましょう、
と考えての今日でした。

ゴーシ先生、超やさしい(笑)

 

ということで、
大好評につき
第2回の『研修ゲーム体験セミナー』、開催決定。

当然、違うゲームやります。

次回は、チームで協力して
一つの正解を導き出す
コミュニケーションゲームです↓

www.goshisato1973.info

研修ゲーム体験セミナー Vol.2

f:id:kab-log:20170410145448j:plain

コンセンサスゲームや
コミュニケーションゲーム、
チームビルディング、等々の
研修ゲーム。

やってみたいし
やり方をマスターしたいけど
人が集まらないとできないので
なかなか体験する機会がありません。

ということで、
みんなで集まって
みんなで体験し
様々な研修ゲームと
そのファシリテーションをマスターしましょう。

第1回は大好評でした。

第2回はチームで協力して
一つの正解を導き出す
コミュニケーションゲーム、やります。

日時:8月29日(火) 18:30~20:00

場所:福岡市NPO・ボランティア交流センター あすみん
   セミナールーム
   〒810-0021 福岡市中央区今泉1-19-22 天神クラス 4階

参加費:2000円

ファシリテーター:(決定次第お知らせいたします)
総合プロデューサー:佐藤剛史

申し込み方法:

研修ゲーム体験セミナー vol.2

の参加ボタンを押したうえで
info@life-cr.jp
まで
タイトル:8/29研修ゲーム
①名前
②所属
③メールアドレス
④携帯電話
※定員を上回る場合は、メールの先着順とします。
※PCからのメールをブロックされている方は、設定を変更ください。PCからのメールで受け付けメールを返信します。

 

主催:SCノート・トレーナー
共催:一般社団法人ライフクリエーション協会
問い合わせ先:info@life-cr.jp

fit ecuru vol.319(2017/6/2)

f:id:kab-log:20170607104840j:plain

ゴーシ先生に学ぶ「婚学」のススメ

 

九州大学で結婚について学ぶゼミを開講したことで話題になった「婚学」。
婚学は結婚だけにとどまらず、出産や子育て、
ワークライフバランスなどのライフデザインを考える
人間形成の教育プログラムです。
婚学の提唱者である九州大学佐藤剛史先生に、
婚学を通して見えてくる“現代の結婚”について話を聞きました。

 

○「婚学」とは?
これまで、ライフワークとして食育の研究・教育活動を続けてきました。
その目的は、あたたかい食卓を通じて
「生まれてよかった」「パパとママの子どもでよかった」
と思える子どもが一人でも多く増えることです。
しかし、そもそも、少子化がすすみ、
晩婚化、非婚化がすすんでいます。
一方で、離婚は増えています。
食育の前に、家庭を作ること、
つまり、恋愛や結婚にまつわる諸問題を解決する必要があると考えました。
昔は、適齢期になると誰かが相手を紹介してくれる等、
社会全体が結婚を後押しする風潮がありました。
しかし、今は、後押しがハラスメントと呼ばれる時代です。
価値観も人生の選択肢も多様化しています。
結果として、結婚や出産のタイミングを逸してしまい、
後悔する人も少なくありません。
また、現在、「振られたら恥ずかしいから告白しない」
という学生が増えています。
そんな学生が、将来、
アグレッシブにバリバリと仕事ができるとは思えません。
一人の人間として、主体的、積極的に行動し、
失敗を恐れず、失敗してもそれを糧に
成長できるような人間になってほしい。
そういう願いを込めて、「婚学」が生まれました。
「婚学」は恋愛テクニックを学ぶ場ではありません。
恋愛、結婚、出産、子育て等をテーマに、
ディスカッションやロールプレイ、シミュレーションを行い、
将来、起こりうる重要なライフイベントを
「わがこと」として考え、選択し、
その選択に責任を持つ力を養います。
人生で大事なものは何か? 本当の幸せとは?
を真剣に考え、
その思い描く人生を実現していく
自己実現力を身につけるのが「婚学」です。

 

〇婚活を成功させる基本の“き”
「出会いがない」という人に足りないものは、
「行動」です。
行動なくして成果はありません。
「出会いがない」という愚痴を言う暇があれば、
婚活イベントに参加したり、
結婚相談所に登録したりと、まず動くこと。

「動いてるけどマッチングに至らない(相手から選ばれない)」
という人は、第一印象を変える。
服、髪型、等々、変えることができるところは
人のアドバイスを聞いて、素直に変えましょう。
第一印象で、特に重要なのが表情です。
笑顔、そして明るいコミュニケーションを心がけましょう。

このように言うとテクニックのように聞こえるかもしれませんが、
そうではありません。
常に相手の目線、相手の気持ちを考えること。
これは、人間関係形成のすべての基本です。
基本の“き”を肝に銘じましょう。

 

〇ライフデザインの視点から「結婚」を考える
例えば、子どもの「かわいい盛り」の時期と、
親の「働き盛り」の時期が重なって、
子どもとふれあう十分な時間がとれないとしたら、
もったいない話だと思いませんか?
自分の人生について、あらためて考えてみてください。
「結婚するか、しないか」、
「子どもは持つか、持たないか」。
もし、パートナーとどちらかに転勤の辞令が下りたらどうするか。
特に女性は、リアリティーを持って考えてみましょう。
結婚したい、出産したいなら、
それができるようなライフデザインするべきです。
目の前のことに振り回されていると、
将来の「結婚」「出産」のことは後回しになってしまいがち。
しかし、きちんと考えていれば、
いずれ大切な選択の場面が来た時でも、
しっかりと心の準備ができるはずです。

 

〇独身の子どもを持つ親は何をすべき?
今、親が子供の代わりにお見合いをして
お相手候補を探すようなイベントも開催されていますが、
本当に親がすべきことは、
子どもの自立を促すことだと思います。
もし、お子さんと同居していたら、
近くでも一人で住まわせることをおすすめします。
家にいたら、料理や家事をしてくれる人がいる
「居心地のよい状態」から抜け出せず、
ますます結婚から遠のいてしまうという状況をつくってしまいます。


取材協力
佐藤剛史さん
PROFILE
九州大学大学院農学研究院助教。農学博士。2012年に九州大学で日本初の「婚学」を開講。恋愛や結婚、出産をテーマにライフデザインを構築する講義が反響を呼んでいる。主な著書に「ここ―食卓から始まる生教育」(西日本新聞社)、「いのちをいただく」(西日本新聞社)、「すごい弁当力」(PHP)、「結婚検定」(ジービー)など。

 

◎婚学トータルライフプラン・セミナー
テーマ「結婚式ってどういうこと?」「産まれるってどういうこと?」
日時:7月28日(金)18:30-20:30
場所:福岡市・ボランティア交流センターあすみん セミナールーム
参加費:学生無料、社会人2000円+婚学ワークブック1000円
申し込み:「婚学7/28受講希望」というタイトルで、名前、所属、メールアドレス、携帯電話、学生or社会人を明記して「info@life-cr.jp」までメールを