先日の大学の学科の送別会。
ある先生と話していて
いろいろ考えさせられました。
以前は、九大の教授と言えば
名誉教授の称号をもらい
退職後、退職金をもらい
私立大学の教授職や執行部として再就職し
70歳くらいまで給料をもらう、
また退職金もらう、
みたいなのがゴールデンルートでした。
でも、今は
そんなに甘くありません。
私立大学も厳しい。
以前は、その先生を雇うことで
人脈や金脈を活用できる
という思惑があったのでしょうが
今は、そんな人脈、金脈なんてありません。
その先生は
「ねんきん定期便見てます~?」
まわりの先生、「…いや…」
「愕然としましたよ~
今の1/3くらいになりますよ!
そうやって生活しろっていうんですかねっ!
もう、不安でしょうがないですよ~」
箸を落っことしそうになりました。
…大学教授の年収って1000万くらい。
その1/3と言っても300万以上。
しかも退職金2000万くらいもらえる。
こちとら
大学教員辞め
退職金なんてその半分もないだろうし
年金もらえるまでまだ10年以上あるし
子どもも小さいし。
とはいえ、私も不安だったから
レベルは違えど
その「不安」は分からなくもないけれど。
絶望的な問題は、
大学教員も高級官僚も
基本的にこういう感覚だから
絶対に貧困家庭やシングル家庭の感覚がわからない。
寄り添えない。
そいつらが政策決定していく。
そりゃぁ
「子ども手当の所得制限をなくす」
とか的外れな政策がプライオリティ高く
上がってくるはなぁ。
私は、「子ども手当の所得制限をなくす」
こと自体に反対ではないけれど
それより先にやるべきことがあると思っています。
「佐藤先生は、来年度から何をされるんですか?」
と聞かれ、
行政区長をやることになりました。
「それは佐藤先生の人望だと思いますが
手当とか出るんですか?」
まだよくわかりませんが、
〇万円くらいもらえるらしいですよ。
「え~子どものお小遣いですな!わっはっは!」
…これ、ハラスメント。
経済的なハラスメント。
エコハラだな(笑)。
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