食育研究家。九州大学講師/糸島市行政区長/1973年、大分県生まれ。農学博士。/年間の講演回数は100回を超え、大人向け学びの場である「大人塾」「ママ塾」「mamalink塾」等も主宰/主な著書に『いのちをいただく』『すごい弁当力!』『食卓の力』など、いずれもベストセラー/新聞掲載、テレビ・ラジオ出演も多数


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九大辞めて-研究・教育環境の悪化-

くれぐれも言っておきますが
大学教員というのは
真面目にやれば
非常に恵まれた職業だと思います。

 

それなのに
九大を辞めようと思った間接的理由の一つ。

それは研究・教育環境の悪化です。

 

例えばお金の問題。
日本の大学運営交付金はどんどん減らされています。

 

 

で、生き残るためには「選択と集中」が必要。

大学レベルで総長裁量経費とかで
予算が召し上げられます。
それが各学科に降りてくるのですが
研究院長裁量経費とかで
予算が召し上げられます。
その結果、各教員の研究・教育費は
減らされ続けています。

 

人事ポストにも影響が出始めました。
政経済学科は5研究室あって
5人の教授がいました。


しかし予算の都合上
人事ポイントが減らされ
4人の教授しか配置できなくなりました。

で、それはどうやって選ぶかというと
「俺のほうが優れてる!」
「いーや俺のほうが優れてる!!」
と血で血を洗うような闘いになるようです。

 

私自身は昇進したいと思っていませんし
お金がかからないような研究をしていますので
あまり関係はないのですが。

 

でも、環境はギスギスしてきますので
当然、トバッチリはきます。

 

 

本当にくだらない話だけど
慶弔委員というのがあって
もともとは准教授レベルの担当だったのが
助教の担当に。
各先生から、慶弔費を徴収して回り
ある先生にお子さんが生まれたら
「おめでとうございます!」
とお祝い金を渡します。

 

昭和か。
48歳にさせる仕事か。
税金から給料もらっている人間に
させる仕事か。

 

というようなことが
積もり積もって
退職する決意をしました。

 

 

 

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