1日目、お昼休みの時に
子ども実行委委員のあおいちゃんが
こう言ってきました。
「自動販売機のお茶が売り切れて
みんな、遠くまで買いに行っているから
お茶を買ってきて
売っていいですか?」
即、OKしました。
次の休みの時に
大人実行委員から
こんな報告を受けました。
「子どもたち…
お茶を、カップ1杯100円で売ってます…」
「高っ!」
理由を後で聞けば
10円玉、50円玉のおつりがなかったから
だそうなのですが
それにしても高い。
でも、売れるのです(笑)
あ~
市場価格は需要と供給のバランスで決定する。
しかも、お茶を売っているのが
ここだけなら独占価格が成立する。
子どもたちに教えられました。
2日は、調子に乗って
水も売り始めました。
そうしたら
子どもたちが泣きついてきました。
「お茶が売れません」
それはそうでしょう。
1日目のお客さんは
「お茶がない」
「買うと高い」
と分かって、みんな準備してきていたのです。
さらに子どもたちが相談に来ました。
「子どもたちには
タダで売っていいですか?」
「タダで売ったらどうなると思う?」
と聞くと、
「利益がなくなる」
利益がなくなるだけじゃなくて
お茶も、水も、プラカップも
お金を出して買っているのだから
赤字になる可能性があるよね。
でも、すでに売った分で
モトはとれているとしよう。
では、急にタダで配りだして
その少し前にお金を出して買った人は
どう思うと思う?
「あ、そうか!」
そうやって、お茶は
余っても、持って帰ればいいことに気が付き
タダで配ることはやめました。
しかし…
イベント終了後
大人実行委員会から
届いた写真がコレ。
10円の水が30円に。。。
全く売れる気がしないPOP。
こういうやりとりがあったそうです。
なんとかクッキーも完売。
お茶、お水も利益が出ました。
「その利益はどうしますか?」
と大人実行委員から
相談を受けました。
結論は…
(続きはまた)
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