初めて、山村塾、四季菜館を訪れたのは
25か26のとき。
大学院生のときだ。
そして小森君と出会う。
大学院生の私と
大学を出たばかりの小森君。
お互い若く、里山で大騒ぎしていた。
楽しくお酒を飲んで
『I got more bluesー合鴨ブルース-』
って曲を作って
ギターを弾いて
みんなで踊りまくっていた。
当時、宮園さんちの
まいちゃんは2、3歳で
『I got more bluesー合鴨ブルース-』
が大好きで
私のコトを
「ガモガモにいちゃん」
と呼んでいた。
そして
今日、久しぶりに
山村塾の左義長に参加した。
相変わらず
竹で作った櫓は大迫力で
竹の爆ぜる音が
棚田の谷間に響き渡る。
この迫力を
おとちゃんと
とらちゃんに見せたかった。
ようやく叶った。
とらじろうを見ながら
宮園さつみさんが
「まいも、あんくらいやったとよね~」
と言う。
そのまいちゃん。
来年、高校生だ。
そして
私も小森君もパパで
その子ども達が
まいちゃんと同じように
棚田を駆け回っている。
世代が一つ変わったことを
実感した。
ところで、この左義長は
本当に面白い。
「伝統文化」という正義があれば
こんな豪快な
大人の火遊びが楽しめる。