食育研究家。九州大学講師/糸島市行政区長/1973年、大分県生まれ。農学博士。/年間の講演回数は100回を超え、大人向け学びの場である「大人塾」「ママ塾」「mamalink塾」等も主宰/主な著書に『いのちをいただく』『すごい弁当力!』『食卓の力』など、いずれもベストセラー/新聞掲載、テレビ・ラジオ出演も多数


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来賓論

少し古い話になりますが。。。


5/14(土)の午後は
糸島市小P連総会、糸島市小中P協議会総会。

 

コロナで
悪しき慣例はなくなったかと思いきや
完全復活!

 

来賓4名!
しかも、来賓挨拶3名!

 

ホント
来賓って
「私たちはあなた(がた)を尊重してますよ」
「だから、私たちのことよろしくお願いします」
という昭和的忖度の典型。
みんな思ってる。
来賓いらね~
つまんない挨拶聞きたくね~

さて。

 

その日の来賓1人目は
福岡県PTA連合会の副会長。

県Pの副会長と言っても
どこかの学校の保護者。

私も同じ県Pの副会長だったし
一緒に仕事して来たけど
たぶん、ゴーシ先生のほうが
話は上手い。

そもそも単Pより県Pのほうが立場が上
という位置づけ、認識がおかしい。
県Pなんて、単Pの上納金で成立している
(その上には九P、日Pがある)
ヤクザな組織。
むしろ県Pの総会は
単P全員を来賓にしろって感じ。

 

 

来賓2人目は
県の教育事務所の職員。

実は彼は、この3月まで
福吉小学校にいた若い先生。

「会長、校長、どうすればいいですか?」
と言っていた感じ。

それが胸に花をつけ
来賓2人目挨拶。

 

で、3人目が糸島市教育長。

え?
まだまだ若い先生が
教育長より前の挨拶?

 

校長先生に聞けば
県-市-学校
という縦の関係は絶対だと言います。

 

つまり、来賓とか挨拶なんて
個人の経験や年齢や能力なんて
全然関係ない。
どこに所属してるかだけの問題。

そして学校は
そんなものを大切にしている組織だということ。

そんな学校で
これからの未来を切り拓く人材を
育成できるわけない。

 

総会後は、3年ぶりの歓送迎会。

まず開会の言葉。
「少しご挨拶しようと思いましたが
 皆さん、のどが渇いていると思いますので
 はじめます!」
会場大拍手。

次に市P会長挨拶。
「今日、3回目の挨拶なので言うことはありません。
 一言だけ。よろしくお願いします!」
会場大拍手。

 

乾杯の音頭は
例の教育事務所の若い先生。
『この流れでいったほうがいいよ~』
と願っていたのに
クソ真面目な長い挨拶をやってしまった…。
会場ザワザワ。

 

懇親会はビュッフェ形式。
しかし、来賓席だけは
スタッフが給仕してくれます。
だから動かなくていい。
(羨ましいという意味ではありません)

 

そうすると座ったまんまになるのです。

そこで、ビールをもって
その若い先生に
挨拶に行きました。

 

お疲れ様
あの挨拶は
のどが渇いていると思いますので…乾杯!
なら盛り上がったのに。
「県を代表してきてますので…」
それから、
校長、〇〇PTAさん(PTA会長)にお世話になったと思うなら
挨拶に行かないと。
「はじめての来賓なので
 立ち振る舞い方がわかりません…」
このビールで挨拶に行っておいで。

 

で、それからまだ
いろいろ起きて。。。

 

冷静に考えると
「昭和を否定する自分」と
「昭和を守ろうとする自分」がいるのだけれど
さらに冷静に考え
言いかたを変えれば
「単なる慣例を否定する自分」
「感謝や尊敬を大切にする自分」
なのだな。

 

そしてそういうことを大切にする組織に属していたら
そういうことを大切にしないといけなくなるので
だからゴーシ先生は九大辞めたし
県Pにも一切かかわらないと決めたんだな。

 

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