作家。食育研究家。九州大学大学院農学研究院助教/1973年、大分県生まれ。農学博士。/年間の講演回数は100回を超え、大人向け学びの場である「大人塾」「ママ塾」「mamalink塾」等も主宰/主な著書に『いのちをいただく』『すごい弁当力!』『食卓の力』など、いずれもベストセラー/新聞掲載、テレビ・ラジオ出演も多数


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子どもの教育に責任を負いすぎ

3(土)は講演のため佐賀へ。
8:00出発で七山越え。

 

朝の冷え込みが厳しく
途中、嘉瀬川ダムから
水蒸気が立ち上り
幻想的な雰囲気。

 

 

コロナ前までは
毎月、佐賀大人塾のために通っていた佐賀市
3年ぶりに行ってみると
巨大建造物ができている。
SAGAアリーナらしい。

 

さて、講演は
中学生向けのお話を45分
その後、保護者向けのお話を15分。

 

 

中学生向けのお話では
①命の話
②これからの社会の話
③挑戦と失敗と成長の話。

 

保護者向けには
15分で何の話をしよう???
と思っていたら
控室で
「子どもが目標見つけられず頑張れない」
「受験を目前に控え(親である私が)眠れないほどの
 プレッシャー」
という声を聴きました。

そこで、こんなお話。

 

中学、高校の進路指導では
夢や目標をしっかりと設定し
そのために努力することが勧められています。
逆に、そうしないと
「自分の人生だろ!」
「真面目に考えろ!」
と怒られることもあります。

私は、九州大学の教員であり
作家として本を書き
こうして講演をし
コメンテーターとしてテレビに出演し
というような仕事をしていますが
中学、高校の時は
48歳になったときにこういう風になっているなんて
1mmも思っていました。

では、順風満帆だったかというとそうではなく
大学受験に失敗し
教員採用試験に2回落ち
九州大学農学部博士課程に入り
勉強についていけなくて不登校気味になり
農家さんのところに修行に行き
その経験をまとめた論文が日本一になり
と、紆余曲折、成り行き任せの人生です。

 

人生には
目標達成型と
成り行き任せ型があり
目標達成型が素晴らしいように思われますが
私は成り行き任せ型でもいいと思っています。
夢や目標がないということは
これからなんでもできる
なんでもなれるということです。

ただし重要なのは
目標達成型の人生は
最短距離で目標に到達できるので
走る距離は短くていい。
一方で、成り行き任せ型の人生は
右に行ったり、左に行ったりするので
走る距離が長い。
同じ時間で、目標達成型の人と
同じ高度にたどり着こうと思ったら
倍のスピード、全速力で
走り続けなければならないということです。
一瞬一瞬を大切に
全力で生きなければならないということです。

 

さて、もう一つ別の話です。

 

こうした教育講演会に参加している保護者の方々は
すごく真面目なはずです。
言い方を変えれば、
子どもの教育に責任を負いすぎだと思います。

 

今、私の母親が72歳くらいですが
48歳の私をつかまえて
「あんたがここまでこれたのは
 私の育て方がよかった」
とか言っていたら
張り倒していると思います。

 

18歳で親元を離れ
自分なりに苦しんだり
努力してきたからこそ
今の自分があります。

 

逆に、大学受験や教員採用試験に失敗しましたが
「親の育て方が悪かった」
「親のせいだ」
など1mmも思っていません。
あくまでも自分の努力不足です。

 

子どもの人生は
子どもの人生です。

 

親が責任を感じすぎることはありません。

 

子どもを信じて
黙って見守ること
ご飯を作って
愛情を注ぐ、それだけです。

 

そして
受験に合格する、成功する
だけが人生にとって必要なわけではありません。

失敗だって人生の重要なピースです。

 

そう信じて
黙って見守ること
ご飯を作って
愛情を注ぐ、それだけです。

 

 

というような話をしたら
PTA副会長が謝辞で
涙ぐみながら
「心が一気に楽になりました」

 

 

 

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